問題1
税金の設定は商品選択に影響を与えるべきでないという租税原則は何というか?
租税の中立性が正解です
税金はこうあるべきだよねという租税原則は数多くあるのですが、特に下記の3つの考え方に基づいて税法が作成されることが多いです。
- ・租税の公平性……誰に対しても同じくらいの税金を取る事
- ・租税の中立性……税金の設定は商品選択に影響を
- ・租税の簡素性……税法はある程度分かりやすいものであること
問題2
税法はある程度分かりやすいものであること
租税の簡素性が正解です
税金はこうあるべきだよねという租税原則は数多くあるのですが、特に下記の3つの考え方に基づいて税法が作成されることが多いです。
- ・租税の公平性……誰に対しても同じくらいの税金を取る事
- ・租税の中立性……税金の設定は商品選択に影響を
- ・租税の簡素性……税法はある程度分かりやすいものであること
問題3
租税の公平性の実現方法の一つとして、高所得者から多く取る考え方のことを何というか?
累進課税が正解です
例えば同じ1万円を徴収するにしても年収10001円の人から1万円取るのと、年収1兆円の人から1万円を取るのとでは、生活に関する支出の痛みが高所得者ほど小さくなります。(このことは経済学では限界効用低減の法則という)
この考え方を元に、高所得者の人から多く取る考え方のことを累進課税といいます。
この考え方は税法上の至る所で使われており、基本金持ちだけが対象の不動産にかかる税が高く設定されていたり、所得税や相続税で対象の金額が多くなれば税率が高くなることも累進税の考え方から来ています。
問題4
税金を機関に納める人と税負担者が同じ税金のことは何と呼ばれるか?
直接税が正解です
税金は納め方によって下記の2種類に分類されます。
- ・直接税……所得税、相続税など
- ・間接税……消費税など
問題5
所得税の累進課税機能と社会保障制度が景気の安定機能を果たすことを何というか
ビルトインスタビライザーが正解です
ビルトインスタビライザーの景気安定の理屈は下記の通りです。
- ○累進課税
- 好景気により所得が増える
- →税金として徴収されるお金が増える
- →インフレを抑える働きとなる
- ○社会保険制度
- 不景気により所得が減る
- →社会保険によってお金が補填される
- →さらに切り詰める必要はなくなるのでデフレの進行は防げる