thumbnail 一問一答の一歩

問題1

管轄外の不動産登記の申請がきたときの措置

却下が正解です

行政側は以下の理由から管轄のところに移送するというのは以下の理由から現実的ではありません

  • ・そもそも行政全体が行う事務の量が多すぎる
  • ・行政が縦割りでしか仕事が出来ない組織構造になっている
そのため、管轄外のものが来た場合には、形式に合致していないものであるので、却下になります。

問題2

委託者、受益者の信託の登記の申請の可否

可能が正解です

信託とは、信頼する人に物預けて資産運用してもらうことを指します。
そして、信託の対象の不動産を登記する事を信託登記といい、登記の対象になっています。

問題3

委任による登記申請の代理権は死亡によって終了するか

終了しないが正解です

民法上の原則では代理権や委任契約に関しては一報当事者が死亡したら終了するのですが、不動産登記に関しては例外的に終了しないとされています。

問題4

賃借権の敷金は登記事項になるか?

なるが正解です

賃借権の敷金は賃借権と結びついており、賃貸借契約の重要な部分の一つなので登記事項となっています。

問題5

所有権以外の登記をすることができる権利はどれか

どちらも可能が正解です

登記は物に自分を名前を書いたり、マーキングをするような意味があります。
これは無関係の第三者に記載された権利があることを公に示す効果があります。 そして、所有権以外の権利も以下のような理由で公に示す必要性があります。

  • 抵当権……土地の取引の際に、抵当権によって土地が使えなくなるリスクがあることを知らせることを必要がある
  • 賃借権……物を借りている人が正当な理由によってかりていることを明示するため

問題6

所有権登記の抹消を単独で行える条件は何がないことか

所有権移転登記が正解です

所有権抹消登記も不動産登記の一部であるため、原則共同申請主義が適用されます。
(所有権移転をなかったことにするので、今の所有者と前の所有者が一緒に登記する)
しかし、所有権移転登記をしていないということは所有権に関わる人が一人しかいないということであり、存在しない以前の所有者を連れていくことができないことから例外的に単独で行えます。

問題7

表題部所有者から土地を買い受けた時の登記手続きで必要なものに当てはまらないものはどれか

買主の保存登記が正解です

表題部所有者から土地を買い受けた時の登記手続きは以下の通りです。

  1. 売主の保存登記
  2. 買主への移転登記

問題8

信託登記の時期は権利の保存,移転登記の前後どちらに行うか

同時が正解です

信託登記の時期は権利の保存,移転登記と同時に行われます。

問題9

1ヶ月以内に変更の登記を申請すべきもの

床面積変更が正解です

住所変更は間違いのパターンとして出てくるので注意しましょう。

問題10

共同担保目録を作成しなくてもよい条件

既に作成されているが正解です

共同担保目録は内容をお互いに内容確認できるようにするため、既に作成されている場合は共同担保目録をつくる意味がないたま作成は不要とされています。