thumbnail 一問一答の一歩

問題1

木材は水分はどうなると強度か強いか

水分少ないが正解です

木材の水分が一定以下になると、木の細胞壁の間にある水がなくなって、木材が固くなるとされています。

問題2

コンクリートは引っ張り強度と圧縮強度のどちらに強いか

圧縮強度が正解です

コンクリートの強度に関しては以下のようになっています。

  • ・圧縮強度に強い
  • ・引張強度に弱い

問題3

鉄筋とコンクリートの膨張率はどちらが大きいか

両方同じが正解です

鉄筋と(普通)コンクリートの膨張率はほぼ同じであり具体的には以下の値になっています。

  • 1×10-5/℃
鉄筋と(普通)コンクリートの熱膨張率が同じであることにより、たとえ温度変化が起ころうが鉄筋コンクリートの形は崩れにくくなっています。

問題4

木材の腐りやすい部分は辺材と心材どちらか

辺材が正解です

芯材は木材の中心でそうそう空気に触れることのない部分、辺材は目に見える部分のことをいいます。
そして、辺材は空気に触れることから、空気中の水分の影響も受けやすいことから芯材に比べると腐りやすいです。

問題5

枠組み壁工法の特徴は何に強いことか

耐震性が正解です

ちなみに、枠組み金工法とは木材の枠組みに壁を打ち付ける方法のことをさします。
建物の組み立て方による特徴は以下のようになっています。

  • ・枠組み金工法……耐震性が高い
  • ・組積式構造……遮音性,耐火性が
なお、組積式構造とは石,レンガ,コンクリートなどを組重ねた工事法のことです。

問題6

2階建に用いるすみ柱の特徴

必ず通し柱にするが正解です

通し柱とは、柱が1階と2階で別れておらず、床から屋根まで一本の長い柱が通っていることをいいます。
通し柱を採用しなかった場合、継ぎ目に衝撃が集中しやすく、耐震性が低くなってしまうため、2階建に用いるすみ柱は通し柱にするものとされています。

問題7

鉄骨の建物と耐火材量の関係として適切なものはどれか

鉄骨を耐火材料で覆うが正解です

鉄などの金属は確かに燃焼はしませんが、熱を加えることで、酸化して、脆くなります。そのため、これを防ぐために、耐火材料で覆う必要があります。

問題8

継手、仕口で最も重視するべきこと

緊結が正解です

継手、仕口は両方とも柱の継ぎ目のことを指しています。
柱の継ぎ目は衝撃が集まりやすい上に、無理やりくっつけることから強度が弱くなりがちです。
そのため、緊結の度合いは安全性に直結することから、最も重視するべきものとされています。
また、意匠は間違いの選択肢に出てくるパターンの一つなので間違えないようにしましょう。

問題9

2,3階の建物によく使用される材料はどれか

木材が正解です

材料事によく建築される高さについてまとめると以下の通りです。

  • ・木材……2,3階の建物
  • ・鉄筋コンクリ……中高層の建物
  • ・鉄骨……高層の建物

問題10

中高層の建物によく使用される材料

鉄筋コンクリートが正解です

材料事によく建築される高さについてまとめると以下の通りです。

  • ・木材……2,3階の建物
  • ・鉄筋コンクリート……中高層の建物
  • ・鉄骨……高層の建物
鉄筋コンクリート造の建物はは木材のものよりも強度が高いため、中高層の建物で使用されています。

問題11

高層の建物によく使用される材料

鉄骨が正解です

材料事によく建築される高さについてまとめると以下の通りです。

  • ・木材……2,3階の建物
  • ・鉄筋コンクリ……中高層の建物
  • ・鉄骨……高層の建物
鉄骨造の建物は強度がある上比較的軽いことから、高層の建物に使用されます。

問題12

構造計算が必要な木造建物の階数は何階以上か

3階が正解です

宅建で出てくる階数に関することには以下のものがあります。

  • 〇2階以上が条件になるもの
    • 建築基準法におけるバルコニーの柵の高さ制限が生じる回数制限
    • 木造以外の建築物で建築確認が必ず必要になる階数です。
  • 〇3階が条件になっているもの
    • ・非常用進入口を設ける回数制限
    • ・防火地域で耐火性の建物にする回数制限
    • ・木造の建築物で建築確認が必ず必要になる階数
  • 〇4階以上が条件になるもの
    • 建築基準法における準防火地域で耐火性にしないといけない条件

問題13

鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは何cm以上か

3cmが正解です

なお、単位はmになりますが、他の選択肢の数字に関しては以下の通ります。

  • ・1mは雪下ろしする地域の積雪荷重の特例として減らすことのできる積雪の高さの限度
  • ・3cmは鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さの下限です。
  • ・60mは構造方法の認定が必要な建物の高さ

問題14

雪下ろしする地域の積雪荷重の特例として高さをどのくらいまで減らすことができるか

1mが正解です

単位は変わってしまいますが、他の選択肢の数字に関しては以下の通りです。

  • ・60mは構造方法の認定が必要な建物の高さ
  • ・3cmは鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さの下限です。

問題15

構造計算が必要な木造建物の軒の高さは何m以上か

9mが正解です

13mは構造計算が必要な木造建物自体の高さです。

問題16

構造計算が必要な木造建物自体の高さは何m以上か

13mが正解です

また、他の選択肢に関しては以下の通りです。

    ・12mは低層住宅地域の高さ制限の一つ(10mか12mになる)
  • ・20mは建築基準法で建物に避雷針を設ける必要のある高さ

問題17

構造方法の認定が必要な建物の高さは何m以上か

60mが正解です

ちなみに他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • ・20m……建築基準法上避雷針ほ設ける必要のある建物の高さ
  • ・31m……建築基準法上非常用昇降機を設ける必要のある建物の高さです。

問題18

構造計算が必要な木造建物の面積

500m2が正解です

他の選択肢の数字が当てはまるのは以下の状況です。

  • 〇200m2が条件になるもの
    • ・農地を農業用施設に転用する際に4条許可が不要になる条件
    • ・建築物の最低広さの最大値
  • 〇240m2が条件となるもの
    • ・不動産取得税における新築住宅特例の面積要件の上限(50~240m2)