問題1
送信元のIPアドレスが存在するかを問い合わせること
Sender Policy Frameworkが正解です
Sender(センダ-)は「送信者」、Policy(ポリシー)は「運営方針」、 Framework(フレ-ムワ-ク)は「枠組み」という意味をそれぞれ持っています。
また、メ-ルに関する確認の用語にはデジタル署名を用いて確認しているDomainkeys Identified Mailもあり、両者を識別出来ることが重要になります。
そのため、私はSender Policy Frameworkはメ-ルの運営方針を運営者と読み替えることで理解して識別出来るようにしています。
問題2
デジタル署名により、送信元のサーバーを信頼できるかを確認すること
Domainkeys Identified Mailが正解です
Domainkeys はDomain(ドメイン)というインターネットにおける自分のPCの住所を覚えやすいようにつけた名前とKey(キ-)という「鍵」という意味を持つ英単語を組み合わせたものです。
Identifiedは「識別する」 Mailはそのまま「メ-ル」の意味を示します。
デジタル署名は第三者によって「このサイトは信頼していいですよ」ということを示したものです。そのため、サイトは基本的に一つのIPアドレス、ドメインと結びついています。
それ故に、デジタル署名のメ-ルはドメインを識別して、安全性であることを証明する鍵となりうるので、Domainkeys Identified Mailと呼ばれています。
問題3
POP3とIMAP4の違いでダウンロード不要なのはどちらか
IMAP4が正解です
POP3はPost OfficeProtocolの各単語の頭文字をとった言葉です。
Post Office(ポストオフィス)は「郵便局」,Protocol(プロトコル)は「通信規格」の意味を持ちます。
IMAP4はInternet Message Acsess Protocol4の頭文字をとった言葉です。
Internetはそのまま「インターネット」Messageもそのまま「メッセージ」 Acsess(アクセス)は「近づくための方法」 Protocol(プロトコル)は「通信規格」の意味をそれぞれ持ちます。
POP3は郵便局が手紙を運ぶ施設であるからメ-ルを機器に送ってくれる(ダウンロードして使用する)のに対してIMAP4はインターネット上にある自分へのメッセージ、メ-ルにアクセスして覗き見るようなイメージなのでダウンロードは不要です。
問題4
SMTP-AUTHが行う利用者認証として不適切なものはどれか
デジタル証明書が正解です
AUTH(オ-ス)には「認証」という意味があります。
SMTPはSimple Mail Transfer Protocolの各単語の頭文字を取ったものであり、メ-ル送信を行うための通信規格の一つです。
SMTP-AUTHはメ-ル送信機能の前にパスワードによる確認機能をつけたものです。具体的にはユーザー名+パスワード、チャレンジレスポンスの二段階のパスワードを用います。
ちなみに暗号化を用いたデジタル証明書を使用するのはS/MIMEであるので混乱しないようにしましょう。
問題5
送信者側の迷惑メール対策として不適切なものはどれか
IMAP4が正解です
送信者側の迷惑メール対策はSMTP-AUTH、POP before SMTP、OP25Bです。IMAP4はメールを受信するプロトコルで、POPと違ってサーバー上にあるメールを読みます。