問題1
PCの一時的な保存領域の最後にある現在操作しているPC上の場所を示した重要なデ-タ
スタックポインタが正解です
Stack(スタック)は「積み重ね」、polnter(ポインタ)は「場所を指し示すもの」という意味を持つ英単語です。
パソコンの操作によって一時的に保存したデ-タが積み重なっていく(スタック)のですが、その領域の最後の方に、次に操作しているのがどこの部分かを分かるように指し示したもの(ポインタ)がスタックポインタです。
プログラムカウンタは命令が格納されているアドレス、命令レジスタはメモリから読まれた機械語命令です。
問題2
メモリから読まれた機械語命令
命令レジスタが正解です
Register(レジスター)は「登録する」という意味を持つ英単語です。
これはメモリから操作するので、ソフトウエアからでは触りにくい部分の命令を実行することができます。
また、他の選択肢のプログラムカウンタは命令が格納されているアドレス、スタックポインタはスタック最後にある重要なデ-タのことです。
問題3
次に実行するべき命令が格納されているコンピュータ上のアドレス
プログラムカウンタが正解です
Conuter(カウント)はここでは「数えるもの」という意味を持っています。
コンピュータ上の命令はプログラムで記載されているので、プログラムの位置を指定することで命令を実行します。
他の選択肢の命令レジスタはメモリから読まれた機械語命令です。スタックポインタはスタック最後にある重要なデ-タのことです。
問題4
命令アドレスをそのまま実行アドレス帳にすること
絶対アドレス方式が正解です
PC内のマシンのアドレスは機械的に配置されており、何番のアドレスがこれと機械によって対応付けられています。
実行アドレスがPCにおいて絶対的な基準となるマシンの物理的なアドレスそのままのため、絶対アドレス方式と呼ばれています。
問題5
命令アドレスで指定したメモリ内容をアドレスとすること
間接アドレス方式が正解です
間接アドレスの特徴は命令アドレスと実行アドレスが一致していないことにあります。
アドレスを探すのに、実行アドレスを経由して命令アドレスを実行することから間接と呼ばれています。
問題6
ハ-ドウェア異常によるによる割り込み
外部割り込みが正解です
割り込みが内部であるか外部であるかの判断基準はプログラムであるかどうかで決まります。
アプリのプログラムでは異常を検出した時には終了処理に移動するように作られることがほとんどですが、プログラムの作成ではアプリケーション、つまりプログラム内部のエラーなのか、ハードウェア、つまりプログラム以外の機械の異常によって行う処理を分けて書かれており、異常があったときの対処の仕方も全く違うので分けて取り扱う必要があります。
また、他の選択肢である内部割り込みはプログラム異常のことを指します。
問題7
処理するデ-タの依存関係によるハザード
データハザードが正解です
Hazard(ハザード)は「危険」という意味を持つ英単語です。
参照するはずのデ-タを何らかの理由で読み込むことが出来ないなどのデ-タに関係する処理のミスの危険性を指しているのでそのままデ-タハザードとなります。
問題8
ハ-ドウェア競合によるハザード
構造ハザードが正解です
Hazard(ハザード)は「危険」という意味を持っています。
構造は組み立て方のことを指しており、デ-タ、ロジックはそれが成り立つ基盤となる機械のもとで構成されているのでハ-ドウェア構造と呼ばれています。
デ-タハザードは処理するデ-タの依存関係によるハザード、制御ハザードはパイプライン処理の読みを外すハザードです。
問題9
パイプライン処理の読みを外すハザード
制御ハザードが正解です
Hazzard(ハザード)は「危険」という意味を持っています。
制御とは思った通りに動かせることであることから、プログラム処理の内容であることが推測出来ます。
より具体的には、あらかじめ実行しておいたプログラム処理が実行されなかったことによって処理が非効率的になることを指します。
問題10
一つのデ-タを単一のキャッシュに割り当てるマッピング
ダイレクトマップ方式が正解です
Direct(ダイレクト)は「直接」、mapは「地図」という意味を持つ英単語です。
マップは地図から場所を割り当てることへと意味が派生しているため、デ-タを一対一に対応させる意味になっています。
なお、絶対アドレス方式がややこしいですが、命令アドレスの記載方法の一つであるので謝りです。
問題11
デ-タを任意のキャッシュに割当てること
フルアソシアティブ方式が正解です
full(フル)には「いっぱいの、十分の」という意味があります。
任意はどこでも大丈夫との意味があります。
また、割り当て場所がある程度限定されているセットアソシアティブに対して場所が十分にあるということができることから、フルアソシアティブ方式と呼ばれています。
なお、間接アドレス方式は命令アドレスで指定したメモリ内容をアドレスとすることです。
問題12
デ-タを複数のキャッシュに割当てる方式
セットアソシアティブ方式が正解です
セットには(数え切れる程度の)複数のものをひとまとめにしたものという意味があります。
複数であることからセットであるといえます。
また、間接アドレス方式は命令アドレスで指定したメモリ内容をアドレスとすること、フルアソシアティブ方式はデ-タを任意のキャッシュに割当てることです。
問題13
余った小さなメモリ領域をかき集めて利用出来るようにすること
ガ-ベ-ジコレクションが正解です
ガ-ベ-ジコレクションはgarbage(生ゴミ)+コレクションであることから直訳でゴミを集めることであると予想できます。
プログラミングで言うゴミは使用することの無いデ-タ領域であるので使用することの出来ないほど小さな領域をかき集めて使用できるようにすることであるといえます。
ガ-べ-ジコレクションの機能はJavaなどには付いていますが、C言語などの着いていない言語の場合は自分でデ-タ領域の管理をする必要があります。
問題14
空き領域が断片化すること
フラグメンテ-ションが正解です
フラグメンテーション(fragmentation)は「破片」という意味の英単語です。
pc内のデ-タはどのような形式でも常に使用出来るわけではなく、使用するにはある程度のまとまった大きさのデ-タが必要になります。イメージするなら、海外旅行は、まとまった休みがないと満喫出来ないと考えるといいです。
フラグメンテーションの状態になると「プロパティ」で空いている合計デ-タ量は足りているはずなのにデ-タを保存出来ないということが起こります。
フラグメンテーションに対応する方法は大きく分けて二つあります。
一つ目は事前対策としてフラグメンテーションの状態になることを防止することであり、デフラグと呼びます。
二つ目はデ-タが断片化した場合に修復する機能であり、ガ-ベ-ジコレクションと呼ばれます。
問題15
ファイル領域断片化の阻止
デフラグが正解です
デフラグはde-フラグメンテションの一部と考えるとこんがらがりにくくなります。
フラグメンテ-ションは空き領域が断片化して、保存がしにくくなることです。
deが英単語の最初にあらわれたときは、否定の意味として働きます。(熟語の無や非のようなイメージ)
そのため、フラグメンテーションの状態にならないようにするという意味になっています。
問題16
ペ-ジの入れ替えのやりすぎで、処理速度が低下すること
スラッシングが正解です
スラッシングの基になった英単語thrashには鞭打つという意味があり、これがページを大量に入れ替えてPCに負荷を与えることとイメージすると頭に定着しやすいです。
PC性能が低下する現象の用語にはスラッシングもありますが、あちらはペ-ジの入れ替えではなく、まとまったデ-タ領域がないことが原因です。
問題17
利用時間の少ないものを置換すること
Least Frequency Usedが正解です
本問題では英単語全て記載しましたが、試験では各単語の頭文字をとった,LFU,LRUで出題されます。
Leastはlittle(小さい)の最上級形であり、最も(程度が)小さいという意味になります。
真ん中の副詞はそれぞれ
Frequency:頻繁に
Recentry:最近の
という意味になるので上の解答の通りになります。
また、Least Recentry Usedは最後に利用してからの時間が長いものを置換することです。