問題1
メモリーチップに記録や読み出しを行う記憶媒体
SSDが正解です
HDDとSSDに
細かい違いはたくさんありますが、その中でPCを選んだり、使用する上で大きく影響するものをあげると、以下の通りです。
HDDの特徴
- ・安価
- ・容量が大きい
SSDの特徴
- ・処理速度が早い
問題2
クロックが1秒間に繰り返される回数
クロック周波数が正解です
選択肢は3つともCPUの性能を示したものなのですが、細かい違いは割とややこしいので一つづつ押さえていきましょう。
なお、クロック(clock)は英単語としては「時計」の意味を指しますが、PC上の命令はひとつの命令を終えたらまたいつでも別な命令を実行出来る状態になることからPC命令の1サイクルのことを指します。
周波数は1秒あたりに何回命令を実行するかを示したものです。クロック周波数の単位は周波数と同じくHZ(ヘルツ)が使用されています。
またこれらの情報に関しては、下記のリンクの方法で自分のPCでも調べることができるので、気が向いたらCPUの型番やクロック周波数を調べてみるといいでしょう。
問題3
単位時間あたりのジョブ処理件数
スループットが正解です
Through(スルー)は「通り過ぎる」put(プット)は「置く」という意味があります。
イメージとしてはジョブの開始から終了までが一周ととらえて、あらかじめ置かれた開始地点を通り過ぎた回数と私は捉えています。
他の選択肢もPCの処理の早さを示しているものであることは共通していますが、数え方の基準が異なっています。
具体的にあげると、FLOPSは1秒に浮動小数点の計算ができる回数でありMillion Instructions Per secondは毎秒何百万回の命令を実行できるかを示したものです。
問題4
パソコンの中に複数の処理装置を実装したもの
マルチコアが正解です
PCを買いかえるときに見る性能の性能表記でではコアが2つのものをデュアルコア(4コア)、4つのものをクアッドコア(4コア)、ヘキサコア(6コア)、オクタコア(8コア)というような表記で表されます。当然、コアを多いほど処理速度は速くなります。
問題5
作業中の一時的なデ-タの保存を行い、機械の処理のスピードに影響するものはどれか?
RAMが正解です
RAMはRandomAccessMemoryの各単語の頭文字を取った言葉です。
Randomはそのまま「ランダムな」、Access(アクセス)は「接近」、Memory(メモリー)は「記憶」という意味をそれぞれ持ちます。
これらの意味を組み合わせると、どこでもいい保存領域を使っていることになり、とこでもいい理由は一時保存用の保存領域であるからであると推測できます。
また、ROMはReadOnly Memoryであり、そもそも上書きが出来ない保存領域であるために誤りであり、ストレージは長期的なデ-タの保存に用いられる保存領域であるので誤りです。
補足として、スマホやタブレットの性能にRAMとROMが表示されていることが多く、特にROMは本来の意味とは異なる以下の意味で使用されています
- RAM……大きいと処理が早い
- ROM(正しくはストレージ)……大きいと保存できるデ-タが多い