thumbnail 一問一答の一歩

問題1

主記憶分割して処理を早くすること

メモリインタリーブが正解です

メモリインタリーブは(memory+interlaeving)であり、interlaevingが「間紙をさしはさむ」という意味であることから、メモリを複数個に分割していることであると名前からよみとることができます。
また、他の選択肢についても処理を効率化するものであり、パイプライン処理はCPUの処理段階で分割して並行処理を行うことで高速の処理を実現すること、シンプロビジョニングは仮想化によりPCの、容量を大きくすることです。

問題2

物理ストレ-ジの仮想化することで、ストレージ容量の一部をネットワーク化すること

シンプロビジョニングが正解です

シンプロビジョニングは(新+provisioning(準備する))に分けられます。
ここでのprovisioningは主に設備を準備するという意味で使われていたのですが、容量不足に対応することが増えた為に今までの設備の準備を分けてシンプロビジョニングと呼ばれるようになりました、

問題3

複数のプロセッサでそれぞれ命令を実行し複数のデータ処理をする方式

MIMDが正解です

MIMDはMultiple Instraction stream Multiple Dataの略称で、複数のプロセッサでそれぞれ命令を実行し複数のデータ処理をする方式のことを指します。
また、SIMDはSingle Instraction Multiple Dataの略称で、ひとつの命令で複数のデータを処理すること

問題4

密結合マルチプロセッサの性能低下原因はどちらか

主記憶へのアクセスが正解です

Malti(マルチ)は「複数の」という意味をもちます。また、proseserはprosess(プロセス)という「過程」に実行する者という意味を持つ接尾辞erを付けた単語であり、間の処理をつかざどる者という意味で使われています。 マルチプロセッサには密結合と疎結合の2種類があります。
そのなかでも密結合マルチプロセッサとは複数のプロセッサが主記憶も共有して結合されている状態のことを指します。
全ての機器で一つの主記憶を共有する仕組みのため、主記憶にいっぺんに捌ききれないほどの通信が来る可能性があるので、主記憶のアクセスが性能低下の原因になっています。
プロセッサ間通信は疎結合マルチプロセッサの性能低下の原因です。

問題5

CPU構造のうち、一つあたりの命令を単純化し、CPUを効率的に使用することを目指したものはどれか

RISCが正解です

RISCはReduce Instruction Set Computerの頭文字をとった略称です。
これと対になるのはもう一つの選択肢であるCISC(Complex Instruction Set Computer)であり、Reduceは減らす、Complexは複雑な、Instructionは命令するという意味の英単語です。そのため、RISCとCISCを比較するとRISCは一つの命令の量を減らした、CISCは複雑な命令→一つあたりの指示の量が多いと理解できます。

問題6

主記憶から命令レジスタに命令を読むこと

命令フェッチが正解です

fetch(フェッチ)は取ってくるという意味を持つ英単語です。
fetch自体はデ-タベ-スの単元にも出てくるもので、そちらは条件にあった行のうちの1行のみを取り出します。
オペランドは演算に必要になる値のこと、VLIWはお互いに全く関係していない複数の命令を一つの複合命令として同時に実行することです。

問題7

数式の中に含まれる演算子(+,-,×,÷)を含まない数字,変数,定数のことを何というか?

オペランドが正解です

係数、項,オペランドは全て数式の一部です。
誤った選択肢の意味をあげていくと以下の通りになります。
項……数式を+で区切ったときに作られるひとまとまり
係数……変数のある項のうちの数字の部分
これは以下の数式を例にあげると
2a+3
項:2a,3
係数2
オペランド2,a,3
となります。

問題8

お互いに全く関係していない複数の命令を一つの複合命令として同時に実行すること

VLIWが正解です

VLIWはVeryLongInstractionWordの略称です。
Very(ベリー)は「とても」、Longは「長い」。Instractionは「命令」、Wordは「言葉」という意味をそれぞれ示す英単語です。
直訳すると「とても長い命令語」という意味になり、そこから問題文の意味へと派生しています。
また、命令フェッチは主記憶から命令レジスタに命令読むこと、オペランド呼出は演算で必要になる値を呼び出すことです。

問題9

演算で必要になる値を呼び出すこと

オペランド呼出が正解です

オペランドとは数式の中に含まれる演算子(+,-,×,÷)を含まない数字,変数,定数のことを指します。
デ-タには数字のみが格納されており、それをプログラムによって計算を行うときに初めて計算の演算子が使われるため数字と演算子が分けて取り扱われています。

問題10

コンピュータの命令実行順序で2番目に行われるものはどれか

命令の解読が正解です

コンピュータの命令実行順序は以下の通りです。

  • 1:命令フェッチ
  • 2:命令の解読
  • 3:オペランド呼出

これは3つの選択肢の意味がある程度分かっていれば推測することができます。
fetch(フェッチ)は「取ってくる」という意味があるので、プログラム言語を機械に読み込むことであると推測でき、そもそもこれを行わないと、機械は何も出来ません。
命令の解読は読み込んだプログラム言語を機械語に直す過程であるので、ファイルの読み込み後、かつ命令の実行前と予想できます。
オペランド呼出は実際の処理に使う数字を読み込み事であり、命令を実行中に変数定義として行われることなので、一番最後になります。

問題11

RISCの特徴として不適切なものはどれか

可変長命令が正解です

RISCはReduce Instruction Set Computerの略称であり、一つ当たりの命令を短くすることで、CPUを効率よく使用することを目的としたCPUの構造です。
RISCの対とされるものにはCISC(complex Instruction Set Computer)があります。 対になるCISCとRISCを比較するとRISCは一つ当たりの命令が短いことから1クロックで実行できます。そのため、1クロックの固定長命令にすることができ、固定長命令にすることができます。その結果、PC内のCPUを合理的使用することができるために、高速で処理ができるようになります。