問題1
防火対象物の消防設備の届出を行う関係者として不適切なものはどれか?
甲種消防設備士が正解です
防火対象物の消防設備の届出を行う関係者の範囲は以下の3者です。
- ・所有者
- ・占有者
- ・管理者
また、甲種消防設備士は工事の着工届は行いますが、消防設備の届出の関係者には含まれません。
問題2
工事の着工届を行う人
甲種消防設備士が正解です
工事の着工届とは、これから消防設備の工事をこれから着手することを行政にたいして情報共有することであり、工事を行う甲種消防設備士が行います。
また、他の選択肢については、防火対象物の消防設備の届出を行う人のことを指しています。
問題3
危険物製造所の許可権者(原則)
市長が正解です
消防設備士の行政手続として市長が行うことは危険物製造所の許可権者です。
また、以下の2つの状況の場合は、例外として別の人に手続きを行います。
- ・消防署が存在しない
- ・2つ以上の市町村
問題4
危険物製造所を県知事の許可を受ける例外として不適切なものはどれか?
製造所の面積が大きいが正解です
危険物製造所の許可権者は原則市町村長なのですが、以下の場合は例外的に県知事の許可を受けます。
- ・消防署が存在しない
- ・2つ以上の市町村にまたがる
問題5
消防設備士の免許交付者
県知事が正解です
消防設備士は各都道府県が実施します。
そのため、実施した都道府県の代表である県知事が免許の交付を行います。
問題6
免状書き換えの申請を行う対象
関係のある場所の知事が正解です
免状書き換えの申請を行う対象は以下のいずれかであればどれでも構いません。
- ・交付した知事
- ・居住地の知事
- ・勤務地の知事
問題7
免許の返納は誰に行うか
消防長が正解です
免許を渡す関係者に関しては以下の通りです。
- ・免許の交付……知事
- ・免許の返納……消防署長
問題8
型式承認を行う機関
総務大臣が正解です
規格に関する承認を行う機関は以下の通りです、
- ・型式承認……総務大臣
- ・型式適合検定……日本消防検定
問題9
型式適合検定を行う機関
日本消防検定が正解です
規格に関する承認を行う機関は以下の通りです、
- ・型式承認……総務大臣
- ・型式適合検定……日本消防検定
問題10
火災予防の命令を行える人
消防吏員が正解です
火災予防の命令を行える人は消防に詳しく、権限が強めの消防吏員のみが行えます。 また、角選択肢の具体的な意味については以下の通りです。
- ・消防団……消防に関することを行う有志で集まっているボランティア
- ・消防職員……消防署に働いている人全員のことを指し、一般事務員も含む
- ・消防吏員……消防署職員のうち、消防に関する仕事に従事している専門職
問題11
有資格者が点検をする面積以外の条件は誰の指定があることか
消防長が正解です
点検を有資格者が行わなければならない条件は以下の通りです。
- ・面積が1000m2以上
- ・消防長、消防署長による指定
問題12
関係者に資料提出を命じることが出来る人として不適切なものはどれか
県知事が正解です
関係者に資料提出を命じることが出来る人は以下の通りです。
- ・消防庁
- ・消防署長
- ・消防本部のない市町村長