問題1
一つ一つの作業工程
ワークパッケージが正解です
Work(ワーク)は「働く」、package(パッケージ)は「小包」という意味をそれぞれ持つ英単語です。
作業を行う上での多くの作業工程を行く用事必要がありますが、一つ一つの工程はある程度はまとまっていることから、ワークパッケージと呼ばれていまおり、作業の管理に利用されます。
問題2
プロジェクトの作業を細かく分解した図
Work Breakdown Structureが正解です
Work Breakdown Structureは頭文字をとってWBSと表記されることもあります。
Work Breakdown Structureを使用するメリットには「作業内容、範囲がはっきりと定義されるようになるため、作業の全体像が把握しやすくなるということ」が挙げられます。
Work Breakdown Structureの段階では作業内容の概要しか書かれていないので、Work Breakdown Structureの各作業項目にアクテビティと呼ばれる具体的な作業を定義します。
問題3
一つの仕事に人、組織を割り当てたもの
Organization Breakdown Structureが正解です
Organization(オ-ガニゼ-ション)は「組織」Breakdown(ブレイクダウン)は「解体、分析」Structure(ストラクチャー)は「構造」という意味の英単語であり、試験では頭文字をとってOBSと略されて表記されます。
Breakdown(ブレイクダウン)について補足を入れておくと、本来「壊す、解体する」という意味だったのですが、それが「分析する」という意味に派生しています。
問題4
プロジェクト経営の知識
Project Management Body of Knowlegeが正解です
Project(プロジェクト)は「事業」、 Management(マネジメント)は「経営」 Body(ボディ)は「体」 、Knowlege(ノウレッジ)は「知識」という意味を持つ英単語です。
また、抜けているof (オブ)は「~の」という意味を持つ前置詞です。
Project ManagementBody of Knowlegeは
プロジェクト経営の知識のことであり、各単語の頭文字をとってPMOKと略されます。
問題5
作業が適正配分されているか把握できるメリットがあるのはどれか
責任分担表が正解です
プロジェクト体制の良さは指揮命令系統が明確になるです。
問題6
指揮命令系統が明確になるメリットがあるのはどれか
プロジェクト体制が正解です
責任分担表の良さは作業が適正配分されているか把握できるです。
問題7
画面数のようなシステム特性とプログラムの難易度からコストを見積もること
ファンクションポイント法が正解です
Function(ファンクション)は「関数」、Point(ポイント)は「点」という意味を表す英単語です。
関数とはプログラムのパ-ツのようなイメージであり、一つ一つのプログラムを作成するにあたって、難しいとされる部分を考慮して計画を立てたものです。
ちなみに他の選択肢であるCOCOMOはコード数、エンジニアの能力から必要工数を見積もること、プログラムステップ法はシステムの複雑さのみでシステムコストを見積もることです。
問題8
開発コストはコード行数に比例すると見積もる方法
Dotyモデルが正解です
Doty(デュ-ティ)には「朽ちた、老いぼれた」という意味を持つ英単語です。
見積もりの方法としては行数をカウントするだけであるので、一番分かりやすく、昔からある手法です。
他の名称と比べるとややこしいのですが、昔からある手法と理解すると、識別しやすくはなります。
問題9
コード数、エンジニアの能力から必要工数を見積もること
COCOMOが正解です
ファンクションポイント法はシステムの複雑さでシステムコストを見積もること、Dotyモデルは開発コストはコード行数に比例すると見積もる方法です。
問題10
情報のデータ構造に着目してシステムを設計すること
データ中心設計が正解です
データ中心設計は統計から計画を立てることです。
問題11
統計から計画を立てること
コストベースオプティマイザが正解です
Optimize(オプティマイザ)は「最適化する」という意味を持つ単語です。
Cost(コスト)は「費用」、base(ベ-ス)は「基礎」という意味を持つので直訳すると費用に基づいて最適化するという意味になります。
プロジェクトで定量的に測れる統計情報は大抵コストかスケジュールのどちらかであるのでここではコストになります。
また、他の選択肢のルールベースオプティマイザはそのままルールに基づいて最適化した計画を立てることです。
問題12
本来まだまだ先に行う工程の作業を事前に行うことによる時間短縮方法はどちらか
ファストトラッキングが正解です
Fast(ファスト)は「速い」、tracking(トラッキング)には「追跡する」という意味があります。
まだ先の段階で待っている次の工程に追いついて作業を行うことで無駄な待ち時間をなくして仕事を速くすることからファストトラッキングと呼ばれています。
また、クラッシングはクリティカルパスに多く投入することです。
問題13
未来の目標点から逆算して現在すべきことを考えること
バックキャスティングが正解です
Back(バック)は「戻る」、castには「投じる」という意味をそれぞれ持ちます。
未来の状況を考えてから、それに必要なものを現在に戻って投じることからバックキャスティングと呼ばれています。
また、他の選択肢に関しては以下の通りです。
- ・tobeモデル……理想となる姿を描いたモデルではあるが、そこから現在するべきことを分析するものでは無い
- ・かんばん方式……後工程が必要な量を注文して生産する方式ではあるが、あくまで生産量の話である。