thumbnail 一問一答の一歩

問題1

対数を含む関数の最大、最小の考え方として不適切なものはどれか

両方とも適切が正解です

対数を含む関数の最大、最小の解法の方針は大きく分けて以下の2パターンです。

  • ・対数を別な文字に置き換える
  • ・微分する

問題2

自然対数logexの導関数

1/xが正解です

自然対数logexの導関数も分かりやすいのと、積分において重要になるので覚えてしまいましょう。 証明に関しては導関数とネイピア数の定義を用いるので、余裕があれば理解する形でも問題ないでしょう。

問題3

ネイピア数の指数exの導関数として正しいものはどれか

exが正解です

exの導関数は元の関数と同じであり、覚えやすいので覚えてしまいしょう。
なお、この公式の証明は極限とネイピア数の定義を用いており、複雑なので覚える必要性は薄いです。

問題4

対数logaxの導関数の導出に用いるものはどれか

底の変換公式が正解です

対数y=logaxにおける導関数はeをネイピア数とおいた場合、以下の通りです。

  • dy/dx=1/xlogea
数学Ⅲに出てくる微分の問題では底がネイピア数eの自然対数のものが中心になるので、重要度はやや低めです。
しかし、数学Ⅱの対数関数の最大値、最小値の問題を微分で解く場合に凄く役にたちます。
こちらの微分公式は自然対数の微分公式を知っていれば底の変換公式で以下のように変換してあげると、係数として扱うことができます。
  • logax=(1/logea)×logex
右辺をxで微分すると(1/logea)は定数として扱うので上記の公式のようになります。

問題5

指数関数y=axの導関数の導出方法として適切なものはどれか。なお、選択肢中のeはネイピア数とする

底をeに変換が正解です

指数関数y=axにおいて、導関数をdy/dxと表示すると導関数は以下の通りです。

  • dy/dx=axlogex
数学Ⅲに出てくる微分の問題では底がネイピア数eであるものが中心になるので、重要度はやや低めです。
しかし、数学Ⅱの指数関数の最大値、最小値の問題を微分で解く場合に凄く役にたちます。
証明も実はそんなに難しくはないのですが、こちらの微分公式も割と覚えやすい形であるので公式自体をそのまま覚えてしまって問題ないでしょう。