thumbnail 一問一答の一歩

問題1

過去のデ-タと統計的関係を持って見積もりを行うこと

パラメトリック見積もりが正解です

Parametric(パラメトリック)はparameter(パラメータ)という「補助変数」という意味を持つ単語が基になっています。
過去のデ-タを補助変数として見積もりを行っていることから、パラメトリック見積もりと呼ばれています。
また、他の選択肢のコストベースオプティマイザも過去の統計情報を用いてはいますが、お金の見積もりではなく作業計画であるので誤りです。
また、データ中心設計で使用するのはは情報のデータ構造であるので過去の統計データは用いません。

問題2

楽観値、悲観値、最可能値を用いて見積もること

3点見積法が正解です

3点見積法では、一番良い状況を想定した楽観値、最悪の状況を想定した悲観値、おそらくこうなるであろうものを想定した最可能値の3つの状況を考えて見積もりを行います。
楽観値、悲観値、最可能値はグラフ上ではそれぞれ一つの点として表され、合計して3つの点となることから3点見積法と呼ばれています。

問題3

過去の実績からコストを見積もること

類推見積もりが正解です

類推には「類似したものから推測すること」という意味があります。ここでの類似した事例は過去のものを指しているので、類推見積もりが正解になります。

問題4

製品作成の異なる複数の工程を一つの少人数のチームできりのいいところまで組み立てる生産方式

セル生産方式が正解です

ライン生産方式はいわゆる流れ作業式に仕事を分解して製品の組み立てを行うことです。
リーン生産方式は無駄な在庫や不良品の作成を防止することを重要視した生産方式です。

問題5

つくりすぎによる無駄な在庫、無駄な設備、無駄な不良品の作成をなくすことを重視した生産方式

リ-ン生産方式が正解です

リーンは脂身のない肉という意味であり、そこから無駄のないという意味に派生しています。
オーダーエントリー方式は標準の製品に顧客の注文内容をカスタムで追加する生産方式、製番管理方式は一つの製品の全ての作成内容を記載して、製造番号で進捗を管理する生産方式です。

問題6

基準生産計画を基に部品の手配数量を算出すること

Matarial Requirement Planningが正解です

Matarial(マタリアル)は「材料」、 Requirement(りクワイアメント)は「必要条件」 Planning(プランニング)は「計画」という意味をそれぞれ示す英単語です。
単語を組み合わせると、「材料の必要量の計画」という意味となるとこから、Matarial Requirement Planningが正解となります。
他の選択肢のBuild To Orderは顧客の注文を受けてから製品生産を行うこと、Just In Timeは後ろの工程で必要になったものを必要なときに前工程で必要なだけ調達、生産することです。

問題7

機械製造の管理で多品種少量生産に対応すること

Flexble Manufacture Systemが正解です

Flexble(フィレキシブル)は「柔軟な」 、Manufacture(マニュファクチュア)は「製造」、 System(システム)は「仕組み」をそれぞれ表す英単語です。
直訳すると「柔軟な製造」となり、具体的には、本来工場では1種類のものを大量生産するのに対して、工場の設備を柔軟に組み替えることで、多くの種類のものを作成出来るようにする製造の仕組みです。

問題8

顧客の注文を受けてから製品生産を行うこと

Build To Orderが正解です

Build(ビルド)は「組み立てる」、Order(オ-ダ-)は「注文する」という意味があります。
単語の意味を組み合わせると、注文によって組み立てるという意味になります。
注文を受けてから組み立てる形式だと、注文から完成までの時間は遅くなるデメリットもありますが、無駄な在庫を抱えなくて済むので、在庫を抱えるリスク(サンクコスト)は小さくなるというメリットがあります。

問題9

必要なものを必要なときに必要なだけ調達、生産すること

Just In Timeが正解です

Just(ジャスト)は「ちょうど」In Time(イン タイム)は「時間内」という意味を持ちます。
必要になった時に必要なパ-ツを生産する形式をとる事で、在庫を管理する手間やコストを減らすことが出来るというメリットがあります。
他の選択肢も無駄な在庫を減らすということに関しては共通しています。具体的にはBuild To Orderは顧客の注文を受けてから製品生産を行うことMatarial Requirement Planningは基準生産計画を基に部品の手配数量を算出することです。

問題10

プロジェクトの実現可能性を評価すること

フィージビリティスタディが正解です

Feazibility(フィージビリティ)はfaiz(フェイズ)という「実行する」という単語とbleという「~できる」という接尾辞を組み合わせたものにityという接尾辞をくっつけて名詞化したものです。
そのため、3つを全て合わせたfeasiblity(フィ-ジビリティ)は「実行可能性」という意味になります。
なお、バランススコアカードは替手段も交えながら財務、業務プロセス、顧客、成長と学習の4つの視点と実現可能性以外のことも分析を行うので誤りです。。

問題11

EVMで定量的に管理するものに当てはまらないものはどれか

品質が正解です

EVMはEarned Value Manegementの各単語の頭文字をとった単語です。
Earnd(ア-ン)は「獲得する」、Value(バリュー)は「価値」 Manegement(マネジメント)は「経営」の意味をそれぞれ持つ英単語です。
そのため、EVMではコスト、スケジュールを 定量的に管理します。
品質は間違いのパターンとして出てくるので気を付けましょう。

問題12

実際に作り出した価値

Earned Valueが正解です

Earnd(ア-ン)は「獲得する」、Value(バリュー)は「価値」 の意味をそれぞれ持つ英単語です。
直訳すると、「獲得した価値」という意味になることから、こちらが正解となります。 また、もうひとつの選択肢の、Pland Valueは計画で創造する予定の価値です。

問題13

他社から製造委託を受けて半導体を製造すること

ファウンドリが正解です

Foundry(ファウンドリィ)は「鋳造所」という意味を持ちます。
この意味が製造を行う専門の場所という意味へと派生して、問題文のような意味となっています。
対象となるのが、自社工場を持たないファブレス企業とよばれるものなので、合わせて覚えておくといいでしょう。

問題14

設計、開発を行うが、工場を持たない企業

ファブレスが正解です

ファブレスはFablication(ファビリケーション)+facility(ファシリティ)+less(レス)です。
Fablication(ファビリケーション)は「製造」、
facility(ファシリティ)は「施設」
をそれぞれ表す単語です。
また、less(レス)は「~ない」という意味を表す接尾辞です。
ファシリティの単語が出てこなくてもが出てこなくても、Fablication(ファビリケーション)とless(レス)の単語の意味から自分自身では製造を行わないことであると推測することができます。
ファウンドリは他社から製造委託を受けて製造することであり、製造の専門であることからファブレスの反対の概念と抑えると理解しやすくなります。

問題15

電子機器の設計のみ行い、製造は相手先で行うこと

デザインハウスが正解です

Design(デザイン)は「設計する」,Houseは「家」という意味を持つ英単語です。
ここではハウスは「場所、建物」のような意味で使用されているので直訳を行うと、「設計を行う場所」という意味となるため、問題文のような意味となります。

問題16

電子機器の設計から製造までを専門に受託すること

Electronic Manufacturing Systemが正解です

Electronic(エレクトリック)は「電気的、電子的な」、 Manufacturing(マニュファクチュアリング)は「製造」、 System(システム)は「仕組み」という意味を示します。
直訳すると、「電子的なことを製造する仕組み」という意味になっているので、そこから問題文のような意味へと繋がっています。
また、他の選択肢を製造の方式であるということは共通していますが、ファウンドリは他社から製造委託を受けて半導体を製造すること、ファブレスは設計、開発を行うが、工場を持たない企業です。