thumbnail 一問一答の一歩

問題1

ネット上に非同期でバックアップすること

レプリケーションが正解です

Replication(レプリケーション)はReplicate(レプリケイト)という「複製する」という単語を名詞化したものです。
もう少し馴染みのある単語にはreplica(レプリカ)という「複製品」という単語があるので、そこから連想しても分かりやすいです。
また、ミラーリングもレプリケーションに似ていますが、常に同期されます。ミラーリングとレプリケーションの違いはテストでは頻出なので確実に抑えておきましょう。

問題2

一連の操作をセーブし名前で呼ぶこと

ストアドプロシ―ジャーが正解です

英語で表記するとStored Proceduceになります。
Store(ストア)は「店」という意味のイメージが強いですが、動詞で「保存する」という意味ももっており、本題では「保存された」という意味で使用されています。
Proceduce(プロシ―ジャー)は「手順」という意味があります。
二つの意味を組み合わせると、「保存した手順」となり、問題文に記載の意味となります
トランザクションは分割することの不可能が一連の仕事の最小単位です。スプーリングはある程度のデータをキャッシュに貯めて少しずつ主記憶に反映することで処理を早くするための工夫の一つです。

問題3

主記憶をそれぞれもつ複数のプロセッサを結合すること

疎結合マルチプロセッサが正解です

密結合マルチプロセッサは各プロセッサが一つの主記憶と共有していています。
密結合マルチプロセッサに比べると、各PCが単独でも動くことが出来るようになっています。
また、疎結合マルチプロセッサは各プロセッサごとに入っているデ-タ内容がバラバラなので、適度にデ-タの同期を行う必要があります。

問題4

データ処理の総合的な性能を示したもの

TPC-Cが正解です

TPC-Cは Transaction Processing Performance Council benchmark Cの一部の単語の頭文字を取った言葉です。
Transaction(トランスケーション)は「翻訳」Processing(プロセシング)は「過程」 、Performance(パフォーマンス)は「成績」、 Council(コンシル)は「評議会」、 benchmark(ベンチマーク)は「基準」の意味を持ちます。
単語が多いので、正式名称は覚え切れないですが、Tの翻訳の部分が機械語に翻訳して処理を行うことを示しており、Pが性能、Cが決定する会議であると私は解釈して対応しています。

問題5

仮想マシンを別な物理サ-バに移し替え、そのまま処理を継続させること

ライブマイグレーションが正解です

Live(ライブ)は「生きている」、migration(マイグレーション)は「移動する、移行する」という意味をそれぞれ持つ英単語です。
直訳すると「生きている状態で移行する」という意味になるため、IT上では「稼働した状態のままデ-タの格納場所を移動する」という意味になります。
サ-バコンソリデ-ションは複数サ-バに分散していたものを少数のサ-バに統合することです。デュアルブートは1第のPCに2つ以上のOSが入っていることです。

問題6

仮想化のア-キテクチャの3分類には含まれず、一つの機器に並列して2つ以上のOSが入っている型はどれか

デュアルブート型が正解です

仮想化のア-キテクチャの3分類はハイパーバイザ-型、ホストOS型、コンテナ型の3種類で、これらはすべて仮想化と呼ばれる一つ目のOSの中に二つ目のOSを立ち上げる仕組みです。 デュアルブート型は一つのPCで複数種類のOS、例えばWindowsもLunuxも立ち上げられるようにするものです。しかし仮想化とは異なり、片方を立ち上げたらもう片方を同時に立ち上げることはできません。

問題7

複数サ-バに分散していたものを少数のサ-バに統合すること

サ-バコンソリデ-ションが正解です

Consolidation(コンソリデ-ション)は「合体する」という意味の英単語であるので、意味が分かれば推測しやすいはずです。
デ-タの状況にもよりますが、一つのものに統合することによって整理がしやすくなるメリットがあります。

問題8

サ-バ、クライアントの区別のないシステムの形態

Peer to Peerが正解です


Peer(ピ-ア)は「同等」という意味を持つ英単語です。
通常は通信の相手はサ-バー、クライアントの種類が異なることが多いため、同じような機器から似た機器へ通信を行うことはPeer to Peerと呼ばれています。
シンクライアントは必要最低限のネットワークGuiのみが取り付けられた端末です。

問題9

モデル・ビューコントローラーにおいてデータの集まりに該当する層

モデル層が正解です

Model(モデル)には「模型」という意味があります。
機械はデ-タの変化によって業務処理を行うので、デ-タの中身が全体像であるともいえます。このことから、デ-タの部分はモデル層と呼ばれています。
ビュー層はファンクションつまりプログラム、に該当する部分、コントローラー層はプレゼンテーション層つまり画面表示に該当する部分です。

問題10

モデル・ビューコントローラーにおいてプレゼンテーション層、つまり画面表示に該当する層はどれか?

ビュー層が正解です

View(ビュー)は「視界」という意味を示します。
本題においては画面表示を意味しており、画面のレイアウトや画面移動などの画面系について中心に取り扱う部分です。
また、他の選択肢のモデル層はデータの集まりの部分、コントローラー層は画面表示に関係する部分です。

問題11

モデル・ビューコントローラーのファンクション層、つまりプログラムに該当するのはどれか?

コントローラー層が正解です

Controle(コントロール)は「制御」という意味を示します。
機械やアプリの動きを決定しているのはプログラムであることからコントローラー層と呼ばれています。
モデル層はデータベースに関連する部分,ビュー層は条件判断や繰り返しの判断基準に該当する部分です。

問題12

複数ディスクに分散して書き込むことでアクセス性能を向上させる技法

ストライピングが正解です

ストライピング(striping)は縦縞模様を示すストライプ(strip)が語源になっています。
情報を分散して書き込んでいるため、一つ一つの保存に使用している区画は狭くなることが予想できます。
その状況を全体から見ると、一本一本の横幅が狭い縦縞模様のように見えることからストライピングと呼ばれていると私は理解しています。

問題13

能力熟成度モデルを用いたプロセス改善のガイドライン

CMMIが正解です

CMMIはCapability Maturity Model Integrationの略称です。また、COITはControle Objective for Infomation and reration Technologyの略称であり、ITガバナンスについてのペストプラクティスを集めたフレ-ムワ-クです。また、CDNは自分で作成しているプログラムとは別な所で作られているコンテンツ(ライブラリなどのプログラム)をネットワークから取得して利用することです。

問題14

ITガバナンスについてのペストプラクティスを集めたフレ-ムワ-ク

COITが正解です

COITはControle Objective for Infomation and reration Technologyの略称です。
また、CMMIはCapability Maturity Model Integrationの略称であり,能力熟成度モデルを用いたプロセス改善のガイドラインのことを示しています。
また、CDNは自分で作成しているプログラムとは別な所で作られているコンテンツ(ライブラリなどのプログラム)をネットワークから取得して利用することです。

問題15

ユーザーが使用端末には最低限のものだけ入っており、他はサーバでデータ処理を行うこと

シンクライアントが正解です

シンクライアントのシンはthin(薄い)という英単語から来ており、その英単語から派生して中身が薄いクライアント端末になっています。
また、リッチクライアントはrich(お金持ちの)から来ており、反対にユーザーの使用端末自体に多くの機能が入っていることをさします。

問題16

ホストOSの上からOSを仮想化せずにアプリケ-ションの実行環境を仮想化するア-キテクチャ

コンテナ型が正解です

コンテナ型は他の2つに比べると、特殊であり、ホストOSの上に直接アプリケ-ション実行環境を多く割り当てられる様子がコンテナの構造に似ていることからコンテナ型と呼ばれています。
3つの仮想化ア-キテクチャの違いは沢山ありますが、大きな構造の概要のみをあげると、ホストOS型は一つのホストOSの上で複数のゲストOSが仮想化されている「ホストOS-ゲストOSの構造」になっています。
ハイパーバイザー型はホストOSがない状態で仮想化ソフトを用いてゲストOSを使用しています。

問題17

ネットワーク上にファイルを置く方法のうちファイバチャネルで結び、通信方法をディスクブロック単位で通信することをとおして高速化することを重視したものはどれか

SANが正解です

SanはStrageAreaNetwork,NasはNetworkAttachedStrageの略称です。
Nasは使用するしているPCと同一のネットワークエリアにあるのに対して、SANは異なる独立したネットワークエリアにあります。

問題18

複数のプロセッサでそれぞれ命令を実行し複数のデータ処理をする方式

MIMDが正解です

MIMDはMultiple Instraction stream Multiple Dataの略称で、複数のプロセッサでそれぞれ命令を実行し複数のデータ処理をする方式のことを指します。
また、SIMDはSingle Instraction Multiple Dataの略称で、ひとつの命令で複数のデータを処理すること

問題19

密結合マルチプロセッサの性能低下原因はどちらか

主記憶へのアクセスが正解です

Malti(マルチ)は「複数の」という意味をもちます。また、proseserはprosess(プロセス)という「過程」に実行する者という意味を持つ接尾辞erを付けた単語であり、間の処理をつかざどる者という意味で使われています。 マルチプロセッサには密結合と疎結合の2種類があります。
そのなかでも密結合マルチプロセッサとは複数のプロセッサが主記憶も共有して結合されている状態のことを指します。
全ての機器で一つの主記憶を共有する仕組みのため、主記憶にいっぺんに捌ききれないほどの通信が来る可能性があるので、主記憶のアクセスが性能低下の原因になっています。
プロセッサ間通信は疎結合マルチプロセッサの性能低下の原因です。

問題20

CPU構造のうち、一つあたりの命令を単純化し、CPUを効率的に使用することを目指したものはどれか

RISCが正解です

RISCはReduce Instruction Set Computerの頭文字をとった略称です。
これと対になるのはもう一つの選択肢であるCISC(Complex Instruction Set Computer)であり、Reduceは減らす、Complexは複雑な、Instructionは命令するという意味の英単語です。そのため、RISCとCISCを比較するとRISCは一つの命令の量を減らした、CISCは複雑な命令→一つあたりの指示の量が多いと理解できます。

問題21

主記憶から命令レジスタに命令を読むこと

命令フェッチが正解です

fetch(フェッチ)は取ってくるという意味を持つ英単語です。
fetch自体はデ-タベ-スの単元にも出てくるもので、そちらは条件にあった行のうちの1行のみを取り出します。
オペランドは演算に必要になる値のこと、VLIWはお互いに全く関係していない複数の命令を一つの複合命令として同時に実行することです。

問題22

数式の中に含まれる演算子(+,-,×,÷)を含まない数字,変数,定数のことを何というか?

オペランドが正解です

係数、項,オペランドは全て数式の一部です。
誤った選択肢の意味をあげていくと以下の通りになります。
項……数式を+で区切ったときに作られるひとまとまり
係数……変数のある項のうちの数字の部分
これは以下の数式を例にあげると
2a+3
項:2a,3
係数2
オペランド2,a,3
となります。

問題23

お互いに全く関係していない複数の命令を一つの複合命令として同時に実行すること

VLIWが正解です

VLIWはVeryLongInstractionWordの略称です。
Very(ベリー)は「とても」、Longは「長い」。Instractionは「命令」、Wordは「言葉」という意味をそれぞれ示す英単語です。
直訳すると「とても長い命令語」という意味になり、そこから問題文の意味へと派生しています。
また、命令フェッチは主記憶から命令レジスタに命令読むこと、オペランド呼出は演算で必要になる値を呼び出すことです。

問題24

演算で必要になる値を呼び出すこと

オペランド呼出が正解です

オペランドとは数式の中に含まれる演算子(+,-,×,÷)を含まない数字,変数,定数のことを指します。
デ-タには数字のみが格納されており、それをプログラムによって計算を行うときに初めて計算の演算子が使われるため数字と演算子が分けて取り扱われています。

問題25

コンピュータの命令実行順序で2番目に行われるものはどれか

命令の解読が正解です

コンピュータの命令実行順序は以下の通りです。

  • 1:命令フェッチ
  • 2:命令の解読
  • 3:オペランド呼出

これは3つの選択肢の意味がある程度分かっていれば推測することができます。
fetch(フェッチ)は「取ってくる」という意味があるので、プログラム言語を機械に読み込むことであると推測でき、そもそもこれを行わないと、機械は何も出来ません。
命令の解読は読み込んだプログラム言語を機械語に直す過程であるので、ファイルの読み込み後、かつ命令の実行前と予想できます。
オペランド呼出は実際の処理に使う数字を読み込み事であり、命令を実行中に変数定義として行われることなので、一番最後になります。

問題26

RISCの特徴として不適切なものはどれか

可変長命令が正解です

RISCはReduce Instruction Set Computerの略称であり、一つ当たりの命令を短くすることで、CPUを効率よく使用することを目的としたCPUの構造です。
RISCの対とされるものにはCISC(complex Instruction Set Computer)があります。 対になるCISCとRISCを比較するとRISCは一つ当たりの命令が短いことから1クロックで実行できます。そのため、1クロックの固定長命令にすることができ、固定長命令にすることができます。その結果、PC内のCPUを合理的使用することができるために、高速で処理ができるようになります。