問題1
要件定義の後に行われる、ユーザーのシステム要件をもとにシステムの機能を確定すること
外部設計が正解です
外部設計は基本設計と言われることもあります。
本題における外部とはユ-ザ-に見える部分のことを指します。
もう少し具体的に書くと、図をはって画面は~のように作られるや~のボタンを押すとこういう文字が表示されるというのを表記します。
また、外部設計によって作成されたものはは基本設計書と呼ばれます。
また、プログラム作成工程における設計におけるの順番及びアルファベットの略称は以下の順番になっているので余裕があれば覚えておきましょう。
- ・要件定義(RD)
- ・外部設計、基本設計(BD)
- ・内部設計、詳細設計(DD)
- ・製造(PG)
他の選択肢の概念スキ-マ設計に関してはデータベースの用語で、業務内容,データの中身を記載を整理したものです。
問題2
物理デ-タ設計のようなコンピュータをいかに効率よく動かせるかをもとに設計を行うこと
内部設計が正解です
内部設計は詳細設計と呼ばれることもあります。
本題の内部は「ユーザーに見えない部分」を意味しています。
具体的に説明すると、内部設計は外部設計が終わった後に外部設計の内容をもとにして以下の内容を文章化します。
- どんなデ-タを使用するのか
- プログラムではどんな処理を行うか
内部設計によって作成された文章は詳細設計書と呼ばれており、その後の製造の過程から入ってきた人が詳細設計書のみを確認してプログラムを組めるのが理想とされています。
また、新人の段階で「とりあえずフロジェクトの中身を理解して」と言われたら仕様書や詳細設計書を見るようにしましょう。
問題3
システム開発に必要なテキストエディタ、コンパイラ,リンカ、デバッガなどの機能がひとまとめになったもの
IDEが正解です
IDEはIntegrated Development Environmentの各単語の頭文字をとった略称であり、統合開発環境の別名です。むしろ普段は統合開発環境と呼ばれることの方が多いです。
各単語の意味は以下のようになっています。
- Integrated:統合された
- Development:開発
- Environment:環境
IDEはシステム、プログラムの開発に必要なものが一通りそろっているので、プログラミングを始めて挑戦する人がプログラムの環境や機器について分からない状況でもとりあえず試しに統合開発環境を使用してプログラミングをしてみるのに向いています。
なお、IDEの例としてはVisual Studio 2022が挙げられるので、プログラミング言語の対策に使用してみても勉強になるはずです。
問題4
自分で作成しているプログラムとは別な所で作られているコンテンツ(ライブラリなどのプログラム)をネットワークから取得して利用することを何というか
CDNが正解です
CDNはContents Delivery Networkの頭文字をとった言葉です。
Contents(コンテンツ)は「内容」Delivery(デリバリー)は「配達」Networkはそのままネットワークの意味を持っています。
CDNは主にWeb関係のサイトやアプリに使われており、デザインやコ-ド名をある程度共通化することによってWebサイト作成の効率化、読み込みの高速化の効果があります。
問題5
プログラムにおいて頻繁に使用する基礎的な機能をまとめて提供するものは何か
フレ-ムワ-クが正解です
Frame(フレンド-ム)は「枠」という意味。持った英単語です。
work(ワーク)は「働く」という意味なのでフレ-ムワークへ枠として働いているものというと推測できます。
フレ-ムワークは枠となる基礎的な機能をデフォルトで使うものとして提供し、細かいカスタマイズする部分は上書き出来るようになっています。
問題6
再利用可能なコードを登録することで呼び出すことで同じコードを何度も書き直す手間を省く機能は何か
スニペットが正解です
コ-ドや文章を書いていると、if文やfor文など同じことを何度も書くことが多くなり、長いものを何度も書く際には少ない入力で書ければ楽になるだろうなぁとなることが多々あります。
それをできるようにするために,最初の数文字を入力することで単語をまとめて入力できる便利なツールがユ-ザ-スニペットである。
統合開発環境、例えばVSCodeで自分で設定してみると使用できるようになります。
キャッシュは一度読み込んだコードを一時的に記録しておいて、もう一度読み込もうとしたときの処理速度を速める仕組みです。
問題7
アプリケーションの機能を拡張するソフトウェアは何か
プラグインが正解です
Plug-in(プラグイン)は「差し込み口」という意味を持つ英単語です。本来電子機器を他の電子機器と接続して機能を拡張するためにに使われていたものでしたが、他のプログラムと接続して機能を拡張する点で共通しているのでプラグインと呼ばれています。