問題1
無線ラン接続のマックアドレスを設定すること
MACアドレスフィルタリングが正解です
MACアドレスは各パソコンごとに与えられている端末番号のようなイメージです。
また、filtering(フィルタリング)はろ過装置のようなfilter(フィルター)が派生した言葉であり、指定されたもの以外を使えないようにする機能のことをさします。
これらのことから管理者が設定した機械以外は自分のネットワークを使っちゃダメとする設定をMACアドレスフィルタリングといいます。
問題2
あらかじめ使用用途が定められている通信番号
ウェルノウウンポートが正解です
Wellknown(ウェルノウウン)はknow(ノウ)という「知っている」という英単語の派生系であり、「よく知られている」という意味をもちます。
ポートは通信の識別番号のようなもので、番号によって機械が通信相手を識別するのに用いられます。
単語の意味から組み合わせると問題の意味と推測できるはずです。
なお、他の選択肢の予約語はif,forのようなプログラムの中で使用用途が決められている文字列のことです。デフォルトゲートウェイは無線の通信に使用する経路をコンピュータが分からなくなった場合にとりあえずデータを送る先のことです。
問題3
Secure Shell(SSH)の使用用途
安全な遠隔操作が正解です
Secure(セキュア)は「安全な」,Shell(シェル)は「貝殻」という意味を持つ英単語です。
この2つの単語を組み合わせたものが、SecureShellと呼ばれる通信規格であり、頭文字を取ってSSHと表記されることも多いです。
シェルにはコンピュータにおいては直接機器を操作する働きを有しています。
表記通信を安全なものにするために、元々あった通信に電子上の殻をつける機能を有しており、シエルはパソコン動かす機能を持っていることからとイメージすると理解しやすいです。
また、SecereShellを使う状況で経験したものの例をあげると、TeraTermというアプリからSSH通信を行ってLinuxを遠隔操作した……ということがありました。
問題4
Vertial Private Networkのうち、通信事業者の専用回線を用いるものはどれか
IP-VPNが正解です
VPNはVirtualPrivateNetworkの略称であり、Virtual(バ-チャル)は「仮想の」Private(プライベート)は「私的な」、Network(ネットワーク)は「つながり」という意味をそれぞれ持つ英単語です。
VPNはこれらの意味を組み合わせて、隔離した仮想空間を決められた機器で定義して、その中に登録されている機器でのみ私的な通信出来る通信形態を示します。
その中でもIP-VPNはIP通信事業者のipアドレスに紐づいた専用回線を用いてVPNを実現するものです。それに対してインターネットVPNは通信方法を工夫することで幅広いインターネット上でVPNを実現します。
問題5
分割することの出来ない一連の流れの処理
トランザクションが正解です
Transaction(トランザクション)はtrans(トランス)という「完全な」という意味と接頭辞とaction(アクション)という「行動」という英単語を組み合わせた言葉です。
直訳すると、「単体で完結している行動」という意味になるため、そこから問題文の意味へと派生しています。
ちなみに、他の選択肢のスドアドプロ―ジャーは一連の操作に名前を付けてまとめることです。
問題6
送信出来るように分割されたデ-タのまとまり
パケットが正解です
Packet(パケット)には「小包」という意味があります。デ-タは小さなひとまとまりに分割されて通信相手に送られるのでその様子が郵便の小包に似ていることからそう呼ばれています
問題7
ルーターにおける距離と方向による経路選択
ディスタンスペクタ型が正解です
ディスタンスペクタは「距離」という意味を持つ英単語のdistance(ディスタンス)英単語が派生した言葉と考えると、イメージしやすいです。
具体的にはネットワークの経路選択を決定する際に、ネットワークの通信距離(distance)を判断基準として、最短距離を通る通信経路を優先して選択する通信方法です。
また、もう一つの選択肢であるリンクステート型は通信経路距離に加えて、こみ具合も考えて経路選択を行う通信方法です。
問題8
ルーターにおける距離と方向、こみ具合による経路選択
リンクステート型が正解です
Link(リンク)は「関連つける」、state(ステ-ト)は「状態」という意味を表す英単語です。
ここでの「状態」とは具体的には混み具合のことを指しており、混み具合を考慮し、空いている通信経路を選ぶことで最速で通信を届ける通信方法です。
また、もう一つの選択肢であるディスタンスベクタ型は距離と方向によって通信経路を選択する通信方法です。
問題9
接続相手を識別するための情報
交換制御パラメータが正解です
parameters(パラメータ)は異なる二つの物事の量的関係性を示す原因のことを指します。
通信による情報の交換をコントロール(制御)するために、指定された数字を通信相手と機器の紐付けに用います。
パケットは送信出来るように分割されたデ-タのまとまり、データディクショナリはメタデータを効率よく管理することです。
問題10
ATM送信方式の接続相手識別情報
Virtial chanel identiferが正解です
Virtial(バ-チャル)は「仮想的な」,chanel(チャンネル)は「通り道」、identiferは「識別子」の意味を示します。
通信線が一つであるのに対して論理的に複数の通信を行うということは仮想チャネルも論理チャネルも共通しています。
仮想チャネルは論理的に通信線の領域をを分離して、論理的に分離した仮想空間で色々な通信が行われます。
仮想チャネルで行われる通信の一つとしてはATMがあげられており、ATMを誰と通信を行っているかを識別するのがVirtial chanel identiferです。
Logical chanel numberは論理チャネルにおいて、通信の種類を識別するための数字であり、通信相手を識別するものではないため不正解となりです。
問題11
パケット送信方式の接続相手識別情報
Logical chanel numberが正解です
Logical(ロジカル)は「論理的な」,chanel (チャンネル)は「経路」,number(ナンバー)は「数字」という意味をそれぞれ持つ英単語です。
Logical chanelで論理チャネルと呼ばれており、一本の通信ケ-ブルから複数種類の通信を送ることができる仕組みの一つです。
より具体的には、通信の電文の中に、通信の種類を識別する数字を入れることで論理的にあたかも通信線が分かれているかのように使用できます。
その通信を識別するために使われる数字のことをLogical chanel numberといいます。
Logical chanel numberは各単語の頭文字をとってLCNと略して出題されることも多いため、対応出来るようにしておきましょう。
問題12
一本のケ-ブルに全ての機械が繋がっている配線
バス型配線が正解です
Busはそのまま乗り物のバスという意味を示しています。
電気や通信においては、一本の太い母線があって、そこから各端末、各家に枝分かれする構造が、あたかも通信が母線というバスに乗っているかのように見えることからバス型と呼ばれています。
ちなみに、Point to Point Protocolは1対1でメッセージを伝えるプロトコルです。
問題13
DNSサ-バのクライアント
リゾルバが正解です
Resolver(リゾルバ)はsolve(ソルブ)という「解決する」という単語が基になったResolveという単語の派生系です。これらは全て「解決する」という意味を持ちます。単語の最後にあるerは「人」であることを表す接尾辞であるのでDNSの対象となる人であることを示していることが分かります。
問題14
ネットワーク上で許可、認可に関するユ-ザIDとパスワードを安全に交換するためのXMLで作られたマ-クアップ言語
Security Assertion Markup Languageが正解です
Security(セキュリティ)は「安全性」,Assertion(アサ-ション)は「主張」, Markup(マ-クアップ)は「記号をつける」 Language(ラングエッジ)は「言語」という意味を持つ英単語です。
ここでのAssertionはそのまま主張と理解するよりも、「作成した規則、考え方」というふうに解釈した方が理解しやすいです。
意味を組み合わせると、ユーザーIDとパスワードのセキュリティに関することをある一定の規則をもって強調記号をつけて、紐付けしやすくするためのXML言語と私は解釈しています。
なお、他の選択肢のCascading Style Sheetはwebサイトのデザインをするための言語です。PHPはwebサイトのサーバー側のデータを整理するための言語です。
問題15
ルーターを経由することで置き換わる情報に当てはまらないものはどれか
宛先マックアドレスが正解です
ルーターを経由することで置き換わる情報は宛先ポ-ト番号、宛先ipアドレスの二つです。
問題16
TCPデータの通信のさいに確認応答待たずに一度に送信できるデ-タ量の最大値
ウィンドウサイズが正解です
Window(ウィンドウ)は「窓」,size(サイズ)は「大きさ」という意味をそれぞれ示す英単語です。
機械同士の通信においてWindowはデ-タが入ることの出来る入口のようなものと考えるとイメージしやすいです。
入口の大きさよりも大きなものは一度には入り切らないため、分割して入れるなり送り返したりなど、受信側でそのままデ-タを受け取ることが出来ないとされています。
そのため、デ-タ量が一度に受け取れるかどうかの判断基準となる数字が
ウィンドウサイズとされています。