thumbnail 一問一答の一歩

問題1

地区音響装置のうち、一部のみを鳴らすものの面積条件

3000m2以上が正解です

地区音響装置のうち、一部のみを鳴らすものの面積条件は延べ面積3000m2以上です。 また、面積にかんしてはややこしいので、他の選択肢の数字か基準になっている状況についてものせると以下の通りです。

  • 〇600m2……警戒区域の面積条件(原則)
  • 〇1000m2
    • ・有資格者が点検をする面積条件
    • ・光電式分離感知器の警戒出来る面積
    • ・警戒区域の面積条件(見渡しがいい時の例外)

問題2

有資格者が点検をする面積条件

1000m2以上が正解です

1000m2が条件になっているものは複数あり、具体的には以下の通りです。

  • ・有資格者が点検をする面積条件
  • ・光電式分離感知器の警戒出来る面積
  • ・警戒区域の面積条件(見渡しがいい時の例外)
また、他の選択肢の数字か基準になっている状況についてものせると以下の通りです。
  • ・600m2……警戒区域の面積条件(原則)
  • ・3000m2……地区音響装置のうち、一部のみを鳴らすものの面積条件

問題3

光電式分離感知器の警戒出来る面積

1000m2以上が正解です

1000m2が条件になっているものは複数あり、具体的に述べると以下の通りです。

  • ・有資格者が点検をする面積条件
  • ・光電式分離感知器の警戒出来る面積
  • ・警戒区域の面積条件(見渡しがいい時の例外)
また、他の選択肢の数字か基準になっている状況についてものせると以下の通りです。
  • ・600m2……警戒区域の面積条件(原則)
  • ・500m2……2つの階にまたがって警戒区域を設置できる面積条件

問題4

警戒区域の面積条件(見渡せない場合)

600m2以下が正解です

警戒区域に関する面積条件は以下の通りです。

  • ・見渡せない場合……600m2以下
  • ・見渡しがいい時の例外……1000m2以下
  • ・2つの階にまたがって警戒区域を設置……500m2以下
見渡しによって警戒区域の最大面積が変わるということは実技試験の製図の問題でも警戒区域の設定の判断基準に用いられるので、覚えておきましょう。

問題5

警戒区域の面積条件(見渡しがいい時の例外)

1000m2以下が正解です

警戒区域に関する面積条件は以下の通りです。

  • ・原則……600m2以下
  • ・見渡しがいい時の例外……1000m2以下
  • ・2つの階にまたがって警戒区域を設置……500m2以下

問題6

2つの階にまたがって警戒区域を設置できる面積条件

500m2以下が正解です

警戒区域に関する面積条件は以下の通りです。

  • ・原則……600m2以下
  • ・見渡しがいい時の例外……1000m2以下
  • ・2つの階にまたがって警戒区域を設置……500m2以下
また、実技試験の製図の問題では、図から2つの階にまたがって警戒区域を設置できるのかを判断するときにこの知識を用いるので、知識を使えるようにしておきましょう。

問題7

P型多回線以外のP型受信機の設置数制限

350m2以内が正解です

P型受信機に関する面積については以下の通りです。

  • ・P型多回線以外のP型受信機の設置数制限……350m2以内
  • ・P型2級(1回線)を使用できる面積……150m2以内
  • ・P型3級(1回線)を使用できる面積……50m2以内

問題8

P型2級(1回線)を使用できる面積

150m2以内が正解です

P型受信機に関する面積については以下の通りです。

  • ・P型多回線以外のP型受信機の設置数制限……350m2以内
  • ・P型2級(1回線)を使用できる面積……150m2以内
  • ・P型3級(1回線)を使用できる面積……50m2以内

問題9

P型3級(1回線)を使用できる面積

50m2以内が正解です

P型受信機に関する面積については以下の通りです。

  • ・P型多回線以外のP型受信機の設置数制限……350m2以内
  • ・P型2級(1回線)を使用できる面積……150m2以内
  • ・P型3級(1回線)を使用できる面積……50m2以内

問題10

熱感知器,煙感知器のうち、天井高さが4m未満の場合の感知面積の大きさが一番大きいものはどれか

1種光電式スポット型煙感知器が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器(1種,2種)
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)、3種光電式煙感知器
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。

問題11

天井高さが4~8mの場合、感知面積は4m未満と比べてどうなるか

半分になるが正解です

天井の高さが高くなるということは、床が燃えた場合、天井に熱が伝わるまで時間がかかるということがいえます。
このままでは、発見が遅くなりやすいので、感知面積を半分に減らすことによって、早期発見ができるようにしています。

問題12

天井高さが4m未満の場合の感知面積(光電式スポット煙感知器の場合)

150m2以下が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器(1種,2種)
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)、3種光電式煙感知器
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
また、75m2以下は天井高さが4m以上の場合(光電式スポット煙感知器のの感知面積です。
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。

問題13

天井高さが4m未満の場合の感知面積(1種差動式スポット型熱感知器の場合)

90m2以下が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。

問題14

耐火構造における天井高さが4m未満の場合の感知面積(1種定温式スポット熱感知器の場合)

60m2以下が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
また、75m2以下は天井高さが4m以上の場合の光電式スポット煙感知器の感知面積です。
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。

問題15

天井高さが4m未満の場合において、感知面積が70m2以下とならないものはどれか

光電式煙感知器(1種,2種)が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器(1種,2種)
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)、3種光電式煙感知器
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
また、煙感知器は天井高さが4m以下のときには半分の75mとなるので知識が混ざらないように気を付けましょう。
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。

問題16

天井高さが4m未満の場合において、感知面積が50m2以下とならないものはどれか

1種定温式熱感知器(耐火構造)が正解です

天井高さが4m未満の場合の感知面積については以下の通りです。

  • ・150m2以下……光電式煙感知器(1種,2種)
  • ・90m2以下……1種差動式(耐火構造)
  • ・70m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造)、2種差動式(耐火構造)
  • ・60m2以下……1種定温式熱感知器(耐火構造)
  • ・50m2以下……1種差動式(耐火構造でない)、3種光電式煙感知器
  • ・40m2以下……特種定温式熱感知器(耐火構造でない)、2種差動式(耐火構造でない)
  • ・30m2以下……1種差動式(耐火構造でない)
実技試験の製図の問題でも、感知器を何個設置するかを判断するのに使用されるので、知識をつかえるようにしておきましょう。