問題1
感知器の回路の末端に設けるべき物として不適切なものはどれか
受信機が正解です
感知器の回路の末端に設けるべき物は以下の通りです。
- ・発信機
- ・押し釦
- ・終端器
問題2
発信機に使用する電線の種類(発信機専用の場合)
IV線が正解です
発信機に使用する電線の種類は以下の通りです。
- ・発信機専用 IV線
- ・兼用 HIV線
本問題のポイントは実技試験の製図(系統図)にも出てくるポイントでもあるので、しっかり覚えておきましょう。
問題3
地区音響装置の種類ごとの配線(一斉鳴動の場合)
ベル線2本のみが正解です
地区音響装置の種類ごとの配線は以下の通りです。
- ・一斉鳴動の場合:ベル線2本のみ
- ・区分鳴動の場合:ベル共通線
問題4
「表示用の電源を受信機から供給」は専用の配線と捉えるか、兼用の配線と捉えるか
専用の配線が正解です
発信機に使用する電線は専用かそうでないかによって以下のように分かれています。
- 発信機専用:IV線
- 兼用:HIV線
問題5
P型2級発信機の回路の末端に設置するもの(4本線の場合)
発信機が正解です
P型2級発信機の回路の末端に設置するものは以下の通りです。
- ・4本線の場合:発信機
- ・2本線の場合:回路試験機
問題6
P型2級発信機の回路の末端に設置するもの(2本線の場合)
回路試験機が正解です
P型2級発信機の回路の末端に設置するものは以下の通りです。
- ・4本線の場合:発信機
- ・2本線の場合:回路試験機
問題7
P型1級発信機の終端抵抗の位置(4本線の場合)
機器収容箱が正解です
P型1級発信機の終端抵抗の位置は以下の通りです。
- ・4本線の場合:機器収容箱
- ・2本線の場合:感知器
問題8
P型1級発信機の終端抵抗の位置(2本線の場合)
感知器が正解です
P型1級発信機の終端抵抗の位置は以下の通りです。
- ・4本線の場合:機器収容箱
- ・2本線の場合:感知器
問題9
述べ面積1000m2以上のでも使える非常電源
蓄電池設備が正解です
延べ面積ごとの非常用電源は以下の通りです。
- ・述べ面積1000m2以上のみ……蓄電池設備
- ・述べ面積1000m2未満でも可……非常用電源専用受電設備
問題10
述べ面積1000m2未満のみ使える非常電源
非常用電源専用受電設備が正解です
延べ面積ごとの非常用電源は以下の通りです。
- ・述べ面積1000m2以上も可……蓄電池設備
- ・述べ面積1000m2未満のみ可……非常用電源専用受電設備
問題11
感知器の配線
送り配線が正解です
送り配線は、電気回路が枝分かれした先にそれぞれスイッチが別個に設置されている回路のことをいいます。
この送り配線の形にすることで、一つの感知器で断線が起こったとしても、他の部分への影響が小さくできます。
問題12
表示灯の電気回路
並列繋ぎが正解です
電気回路については以下の通りです。似ているので混乱しないようにしましょう。
- ・感知器の配線……送り配線
- ・表示灯の電気回路……並列繋ぎ
問題13
耐熱配線で使用される線
HIV線が正解です
消防設備士に出題される配線については以下の通りです。
- 耐熱配線で使用される線……HIV線
- 耐火配線で使用される線……MIケーブル
また、構造としては、導線を熱に強いビニルで覆っていることから耐熱性を実現できています。
しかし、ビニルはあくまでC元素を含む有機物であるので、火に当てると燃えてしまうため、耐火性はありません。
問題14
耐火配線で使用される線
MIケーブルが正解です
消防設備士に出題される配線については以下の通りです。
- ・耐熱配線で使用される線……HIV線
- ・耐火配線で使用される線……MIケーブル
MIケーブルは、導線を酸化マグネシウムのような燃えることの無い絶縁体で覆うことで耐火性を実現しています。この構造がが酸化した金属に侵食されているように見えることからMIケーブルと呼ばれています。