thumbnail 一問一答の一歩

複数データベース間の参照,関係性の確認方法(Object Broser,A5M2)

データを扱う際に、データの量が多くなると、データを複数に分けて管理されることがある。複数に分けて管理する際に必要になる参照と、参照があった場合のファイルの探し方について以下の構成で確認する

  1. 参照とは
  2. 参照制約とは
  3. 参照の確認方法(A5M2の場合)
  4. 参照の確認方法(Object Browserの場合)
  5. テーブル名からファイル名を検索する方法

1.参照とは

データやプログラムが一つにまとめられるのが楽ではあるが、データやプログラムの規模が大きくなってくると、データを複数に分けて取り扱った方が後から該当するデータを探したり、更新したりする際に更新する量をへらすことが出来て楽である。データを複数に分けたときに、一つの項目を二つ以上のテーブル(表)に記録する場合、いちいち二つの表を更新するのは大変なので、仮に一つの更新で全ての表を更新出来れば楽なることは想像できるはずである。そうなるように設計するには、二つ目のテーブル(表)を作成するときに、一つ目の表の指定した行を読み込む設定(この設定は専門用語で外部キーと呼ばれる)をしてあげればよいと言える。この他のデータの値を読み込むことを参照と呼んでいる。

2.参照制約とは

参照の関係にある2つのデータがある際に、別のデータを参照する方の値は当然表に直接好き勝手なデータを入れたら分けわからないことになることは予想できる。そのため、参照を使うデータに入れられるデータの値に制限をつけることを参照制約という。さらに詳しい説明に関しては以下のリンクを確認すると良い

3.参照の確認方法(A5M2の場合)

A5M2においてはテ-ブルを洗濯後、上の方のボックスに「外部キー」「外部キー(PK側)」がある。
そこをクリックすると、参照しているデ-タファイルを見ることが出来る。

4.参照の確認方法(Object Broserの場合)

またはテ-ブル一覧の中にあるテ-ブルやPLSQL関数を選択して右クリックする。

すると、下にオプション一覧が出てくるので「相関-クロスリファレンス」を選択

すると、「参照」「被参照」と書かれたものが出てくる。

参照はPLSQLソースが使用している変数や関数が入っているPLSQLソース

被参照PLSQLソース内にある他の変数や関数が使用されているPLSQLのソース

テーブルをダブルクリックすると、テーブルを開くことができる。

5.テ-ブル名からファイルを検索する方法

テーブルなどを開くと、オブジェクト名と書かれた部分の上に双眼鏡のマークがあり、その右にテキストボックスが存在する。そこにファイル名を入力してエンターキーをいしてあげるとファイル場所を検索することができる。

6.PLSQLソース内の他ファイルの使用方法

〇一つのテーブルの列のみを変数として読み込んで使う方法

(変数名) (テ-ブル名).(列名)%TYPE具体的には以下のように記載する

hensu   TABLE_NAME.colum_name%TYPE

〇一つのテーブルの全ての列を丸ごと変数として読み込んで使う方法

(変数名) (テ-ブル名)%ROWTYPE具体的には以下のように記載する

hensu   TABLE_NAME%ROWTYPE

〇他のPLSQL関数を使用する方法

(他ファイル名).(他ファイル内の関数名)

File_name.Kansu_Name()
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