thumbnail 一問一答の一歩

FTPソフト,WinSCPのダウンロード方法、初期設定

本ページでは、FTPソフトのうちの一つであるWinSCPがどのような場面で使用され、使用を開始するにはどのようなことをすればよいのかを4つのの構成で述べていく。

  1. FTPとは
  2. WinSCPのダウンロード
  3. WinSCPのインストール
  4. WinSCPの初期設定

1.FTPとは

FTPはFile Transfer Protocolの略で、ファイルを移動するOneDriveやGoogleドライブのようなネットワーク上にファイルを送るために必要な工夫と考えるとイメージしやすくなります。

※本来ネットワーク上のファイルにはドラッグ&ドロップだけで送受信はできないものが普通である(できるものが例外である)のでファイルの移動をやりやすくするFTPという通信規格の入ったソフトウェアが必要になります。(OneDriveやGoogleドライブの使用する際にはこちらからFTPソフトを入れる必要はないです)

FTPソフトを使用すると楽になる状況として思いつくものは以下の通りです。

  • 会社システムなどの、サーバーにプログラム、必要なファイルを置いてプログラム実行する場合
  • プログラムをWebサイトをレンタルサーバーを用いて公開する場合

Fele Tlancfer Protocolの入ったソフトは複数ありますが、仕事でWinSCPを使用したので、ここではWinSCPを導入する場合の方法について紹介する。

2.WinSCPのダウンロード

WInSCPの公式サイトからダウンロードすることができる。

上の公式サイトからダウンロードをすると、エクスプローラーにWinSCP-(数字)-5.19-Setup.exeが出てきているので、WinSCP-(数字)-5.19-Setup.exeを選択するとインストールに進める。
WinSCP-(数字)-setup.exeができる

3.WinSCPのインストール

インストールに進んだら基本はインストール手順に従ってインストールしていけばよい。インストール手順においては、図をいれつつ、分かりにくい部分を補足していく。WinSCP-(数字)-5.19-Setup.exeを選択すると以下のインストールモードの選択画面が出てくる。よく分からなければ推奨されている方を選べばよいのだが、2つの違いについては1つのパソコンに2つ以上のアカウントが入ってくる場合にのみ以下の違いが出てくる。

全てのユーザーか現在のユーザーのみか選ぶ画面

  • 全てのユーザー用にインストールする……家族共用のパソコンだった場合に他の家族もWinSCPのアプリを開くことができる。
  • 現在のユーザー用にインストールする……家族共用のパソコンだった場合に他の家族はWinSCPのアプリを使用できないようにする。

次に、使用許諾契約書の同意がでるので、明らかにおかしいことがかいていないかを確認し次第、許諾を押す。

使用許諾確認画面

使用許諾をすると、セットアップ形式が出てくる。よく分からなかったら標準的なインストールで問題ない

カスタムの有無の確認画面

ファイルの並べ方は好みなので、どちらでも問題ない。(違いは画面の説明の通り)なお私はダウンロードやアップロードの際に見やすくなるので2つのパネルが表示されているコマンダーを好んでいる。

画面形式の確認画面

以上の選択を終えると、確認画面が出てくるので、インストールを押す。

インストール設定確認

インストールを始めてしばらく放置すると、インストールが勝手に完了される。以下の画面になれば、インストールは完了である。

インストール完了画面

4.WinSCPの初期設定

インストールが正常終了すると、下のようなアイコンが現れるので、ダブルクリックすると、開始される。ログイン画面が現れる

winscpアイコン

最初に起動したときは大抵最初にログイン画面が表示されるが、それらしい画面が開かれなかった場合は「新しいタブ」をクリックする。(いきなりログイン画面がでてきたらこの画面はスキップしてよい)

「新しいタブ」は画左上面の方にある

新しいタブをクリックすると、以下のようなログイン画面が現れるはずである。

winscpログイン画面には「ホスト名」「ユーザー名」「パスワード」の記載欄がある。

前ページの画面が現れたらホスト名、ユーザー名、パスワードを以下のように記載する。

パスワードの記載を終えたら、「保存」のボタンを押す。

保存を押すと、以下のような画面が現れるので「セッションの保存名」に分かりやすい名前を入力してからOKボタンを押す。

※名前の変更はファイルの作成後でも他のファイルと同様にクリックメニューからの選択やF2キーなどからできる。

保存画面には「セッションの保存名」「フォルダ」を設定できる

保存が正常終了すると、画面の左側に先ほど保存したものが表示されるようになる。なおファイル名が分かりにくかったら、ファイル名を変更する。

ログイン画面

名前の変更を終えると、以下のようになり、それがどのファイル化分かるようになる。ここまで終えたら「ログイン」のボタンを押してみて、接続ができることを確かめる。

右側に設定したサーバー内のファイルの一覧が出てきていればログイン成功である。

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