問題1
同じ数字を複数回足す演算のことは何と呼ばれるか?
かけ算が正解です
同じ数字を指定した回数だけ足したのが掛け算であるので、式としては以下のように書くことができます。
- 2×3
- =2+2+2
- =6
問題2
割り算の計算において、÷の記号の左に書かれる数字に何と呼ばれるか?
割られる数が正解です
割り算の用語の一覧については以下のようになっています。
- ・割られる数……÷記号の左に書かれている数字
- ・割る数……÷記号の右に書かれている数字
- ・商……割り算の答えのこと
問題3
割り算の計算で、÷の右に書かれる数字は何というか?
割る数が正解です
割り算の用語の一覧については以下のようになっています。
- ・割られる数……÷記号の左に書かれている数字
- ・割る数……÷記号の右に書かれている数字
- ・商……割り算の答えのこと
- 〇かけ算による定義
- (割る数)とかけ算を行って答えが(割られる数)になる数字を求める計算
- 〇引き算による定義
- (割られる数)から(割る数)を何回引くことができるか?
問題4
割り算をした時に、答えが整数となり、あまりが出ないこと
割り切れるが正解です
また、整数で割り切れるという状況は特殊な状況でもあり、割り切れると分かった時、以下のことも同時に言うことができます。
- ・(割られる数)は(割る数)の倍数である
- ・(割られる数)は(割る数)を約数に持つ
- ・(割られる数)は(割る数)を因数に持つ
問題5
計算する際にある一つの位の計算結果が10より大きくなったときに、一つ大きな位に足して補正することを何というか?
繰り上げるが正解です
計算結果が10よりも大きくなった場合は、一つ上の位の数字を一つだけ大きくします。
これは一つ上の位の数字を上げていることから、繰り上げると呼ばれています。
また、もう一つの選択肢の繰り下げるとは、一つの位の計算結果が0よりも小さくなった時に一つ上の位に補正を加えることです。
問題6
数字を縦に揃えて計算しやすくする計算方法を何というか
ひっ算が正解です
大きな数はそのまま計算することは難しいです。そのため、計算の工夫の一つにひっ算と呼ばれるものがあり、それぞれの位に分けて計算を行います。
問題7
ひっ算の書き方は、同じ位をどの向きに揃えるか?
たて向きが正解です
アラビア数字は横の向きごとに意味を持つのでそれに抵触しないようにたて向きに揃えて計算します。
問題8
ひっ算の計算の仕方でななめの数字同士での計算があるのはどちらか?
かけ算が正解です
ひっ算の計算の違いには以下のことがあげられます。
- ・足し算……それぞれの位の縦向きの計算のみ
- ・かけ算……一つの位に対して全ての位とかけ算を行う
問題9
この中で、割り算の右の数字(割る数)に設定すると計算ができない数字はどれか
0が正解です
0で割ることはできません。
理由は割り算の定義から考えると分かりやすいです。
- 1.掛け算を用いた定義で考えた場合
- 0×○=6に当てはまる○を考える
- →0×○=6を満たす○は存在しないため、割り算の答えは存在しない。
- 2.引き算を用いた定義で考えた場合
- 6から何回0を引けば0になるかを考える
- →6-0=6であり、6から何回引いても0になることはないため、割り算の答えは存在しない。
問題10
足し算の答えのこと
和が正解です
計算の結果は計算の内容によって以下のように呼び分けられています。
- ・和……足し算の答え
- ・差……引き算の答え
- ・積……かけ算の答え
- ・商……割り算の答え
問題11
引き算の計算の答えのことは何と呼ばれるか?
差が正解です
計算の結果は計算の内容によって以下のように呼び分けられています。
- ・和……足し算の答え
- ・差……引き算の答え
- ・積……かけ算の答え
- ・商……割り算の答え
問題12
かけ算の答えはどのような名称で呼ばれているか?
積が正解です
計算の結果は計算の内容によって以下のように呼び分けられています。
- ・和……足し算の答え
- ・差……引き算の答え
- ・積……かけ算の答え
- ・商……割り算の答え
問題13
割り算の計算結果のことは何と呼ばれるか?
商が正解です
計算の結果は計算の内容によって以下のように呼び分けられています。
- ・和……足し算の答え
- ・差……引き算の答え
- ・積……かけ算の答え
- ・商……割り算の答え
問題14
少数に10をかけた時、小数点がどうなったと考えられるか?
右に1つ移動するが正解です
これは、何でもいいので、適当な数字を用いて考えるとわかりやすいです。
- 3.14×10=31.40
- =31.4
問題15
分数の計算のうち、真っ先に通分を行うものはどちらか?
分数の足し算が正解です
分数の計算の手順は以下の通りです。
- ○分数の足し算
- 分母の値を揃える(通分する)
- 分子同士で足し算をする
- ○分数のかけ算
- 分母同士、分子同士でかけ算をする
問題16
分数の割り算の計算で最初にやること
分母と分子をひっくり返すが正解です
分数の割り算の計算の流れは以下の通りです。
- 割る数の分母と分子をひっくり返す
- 分子同士、分母同士でかけ算をする。
例えば、以下の例を用いて考えてみます。
- 5÷1/2
この式では、5から1/2を引いていくと0になるまで何回引けるかを考えていけばよく、計算していくと、10回引けることが分かると思います。
これは、1を引くためには1/2を2回引けば良いことがわかり、これは本質的には2をかけていることと同じであるといえます。
このことは1/2に限らず1/3でも1/4でも同じことが言えるのでひっくり返してかければいいと分かるはずです。
問題17
分子の演算のみで完結しうる演算はどちらか?(通分、約分は除く)
分数の足し算が正解です
分数の計算の手順は以下の通りです。
- ○分数の足し算
- 分母の値を揃える(通分する)
- 分子同士で足し算をする
- ○分数のかけ算
- 分母同士、分子同士でかけ算をする
問題18
分子同士、分母同士での演算をする計算はどちらか?
分数のかけ算が正解です
分数の計算の手順は以下の通りです。
- ○分数の足し算
- 分母の値を揃える(通分する)
- 分子同士で足し算をする
- ○分数のかけ算
- 分母同士、分子同士でかけ算をする
- (1/2)×(3/5)=(1×3)/(2×5)=3/10
- 1/2=0.5
- 3/5=0.6
- 0.5×0.6=0.3=3/10
問題19
2つの分数の大きさを変えずに、分母の等しい分数に変形すること
通分が正解です
通という漢字は「行き来できるようにする」や「取り次ぐ」ということがあります。
分母という基準がバラバラで比較できない分数を分母を揃えて比較できるように取り次ぐことで分数の大きさを分かりやすくしたり、計算できるようにすることから「通分」と呼ばれています。
問題20
分子、分母を公約数で割って、分母の小さい分数に変形すること
約分が正解です
約という漢字には、「短くまとめる」という意味が含まれています。
分数で表記する場合には、分子も分母も小さい数字の方が大きさをイメージしやすいので約分の操作はよくおこなわれます。
また、約分できない状態の分数のことを既約分数といい、この時の分子と分母の関係は互いに素と呼ばれるので余裕があれば合わせて覚えておきましょう。
問題21
分数表記した時の割る数の位置
分母が正解です
分母は1を何分割したかを示す意味があります。
例えば、1÷3は1を3等分した数字であるので、1/3と同じ意味を持ちます。
また、割られる数が1ではなかったとしても、割られる数が1であるものを考えて、その値に割られる数の分だけかけてあげればいいので割り算の計算結果は以下のようになります。
(割られる数)÷(割る数)=(割られる数)/(割る数)
問題22
少数表記した時と分子の数字の並びが同じになる分母の大きさはいくらか?
10が正解です
0.1は10個集まると1になります。
また、分数の定義より1/10は1を10分割した値といえます。
これらのことから、以下の関係式が成り立つといえます。
- 0.1=1/10
問題23
学校で習う中途半端な数を切り捨て、または切り上げを行う演算は何と呼ばれているか?
四捨五入が正解です
中途半端な数(端数)を分かりやすくするには基準ゆ決めて切り捨て、切り上げをおこないます。そして、一般的な基準は四捨五入がとられており、名前の通り以下のようになっています。
- 4以下の場合→切り捨てる。
- 5以上の場合→切り上げる。
○10のくらいで四捨五入する場合
- 510、520、530、540→切り捨てて500にする。
- 550、560、570、580、590→切り上げて600にする。
問題24
割る数が少数の場合の計算の考え方
割られる数と割る数に10をかけるが正解です
式の両方の数字に同じ演算を行っても答えが同じになる演算は以下の通りです。
- ・引き算……両方に同じ数を足しても結果は同じ
- ・割り算……両方に同じ数を足しても結果は同じ
問題25
○○の位までの概数にするときの四捨五入の位置
1つ下の位が正解です
四捨五入をする数字については以下の通りです。
- ・○○の位で→指定した位で四捨五入
- ・○○の位までの→指定した一つ下の位で四捨五入