問題1
1km2あたりの人口
人口密度が正解です
「密」(みつ)という字は「隙間がほとんどないこと」という意味をしめしています。
人と人との間に隙間があるかを確認するには面積を固定してその中に人が何人いるかを考えればよいです。
中学以降の数学では人口密度はあまりとりあげられることはないのですが、理科の生物分野の生態学や社会の地理や公民分野での都市政策論などでは重要な概念とされています。
補足として、人工密度が異常であることによる影響をのせると以下の通りです。
- ・人口密度が高すぎる……資源と取り合いが極端になる、圧死のとうな事故の原因になる
- ・人口密度が低すぎる……コミュニティの維持が困難になる。その土地の税収が減る
問題2
1時間あたりに移動する距離を示した速さのことを何というか?
時速が正解です
1時間を基準にした速さであるので、そのまま時速と呼ばれています。
速さにとして使われるものは具体的に以下の3つがあります。
- ・時速……1時間あたりの移動距離を示した速さ
- ・分速……1分あたりの移動距離を示した速さ
- ・秒速……1秒あたりの移動距離を示した速さ
- ・新幹線の速度……時速約300km/h
- ・車の法定億度……時速60km/h
- ・50m走ジャスト9秒……時速20km/h
- ・自転車の速度の平均……時速15km/h
- ・歩く速度……時速4km/h
問題3
%を用いた割合の表し方
百分率が正解です
全体を100にして分けたときの率(割合)なので百分率と呼ばれています。
百分率では単位は%(パーセント)が使われています。
また、割合の数字と百分率の対応は以下の通りです
- 1/2=50%
- 1/3≒33%
- 1/4=25%
問題4
割や分のような漢字を用いた割合の示し方
歩合が正解です
歩合は漢字を用いて割合を表記する特殊な割合の表示の方法です。具体的な割り当てと漢字は以下のように対応しています。
- 1割=10%=0.1
- 1分=1%=0.01
問題5
割合を求める式
比べられる量/もとにする量が正解です
割合に関する式は以下の通りです。
- 比べられる量=元にする量/割合
- もとにする量=比べられる量/割合
- 割合=比べられる量/もとにする量
問題6
道のり[km/h]を求める式
速さ[km/h]×時間[h]が正解です
平均の速さに関する計算式についてまとめると、以下の通りです。
- ・道のり[km]=速さ[km/h]×時間[h]
- (↑速さを時間で積分したため)
- ・速さ[km/h]=道のり[km]/時間[h]
- (↑道のりを時間で微分したため)
- ・時間[h]=道のり[km]/速さ[km/h]
- ・道のりの場合:(km/h)×h=km×h/h=km
- ・速さの場合:km÷h=km/h
- ・時間の場合:km÷(km/h)=km×(h/km)=(h×km)/km=h
問題7
ある人が6km先の川に水を汲みにいった。この人の歩く速さが行きは時速4km/hで、帰りは時速3km/hであった場合、2往復するのに何時間かかるか?
7時間が正解です
平均の速さに関する計算式についてまとめると、以下の通りです。
- ・道のり[km/h]=速さ[km/h]×時間[h]
- ・速さ[km/h]=道のり[km]/時間[h]
- ・時間[h]=道のり[km]/速さ[km/h]
- 往路:時間[h]=道のり[km]/速さ[km/h]=6[km]/4[km/h]=1.5[h]
- 復路:時間[h]=道のり[km]/速さ[km/h]=6[km]/3[km/h]=2[h]
- 1.5[h]+2[h]=3.5[h]
- 3.5[h]×2=7[h]
- 「この問題が実際に存在していることが問題です。」