thumbnail 一問一答の一歩

問題1

第三種電気主任技術者の保安の電圧範囲の上限

5万Vが正解です

電気主任技術者の保安できる上限は以下のようになっています。

  • 2種……17万Vまで
  • 3種……5万V,5000kWまで
なお、もう一つの選択肢の7000Vは高圧と特別高圧の境目となる電圧です。

問題2

電顕2種の保安の電圧範囲の上限

17万Vが正解です

電気主任技術者の保安できる上限は以下のようになっています。

  • 2種……17万Vまで
  • 3種……5万V,5000kWまで
また、10万Vは遠隔監視、郊外駐在所に駐在ができる上限の電圧です。

問題3

絶縁耐力試験の試験電圧の変動の境目となる電圧

7000Vが正解です

絶縁耐力試験の試験電圧は7000Vを基準に基準がことなり三種電気主任技術者試験では以下のように覚えれば十分です。

  • 7000V以下(高圧):最大使用電圧×1.5
  • 7000V超(特別高圧):最大使用電圧×1.25
また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。
  • 5万V……電顕3種の保安の電圧範囲の上限
  • 10万V……遠隔監視、郊外駐在所に駐在ができる上限の電圧

問題4

変電所の常時監視しなければならない下限の電圧

17万Vが正解です

17万Vは本問題以外にも第二種電気主任技術者の保安できる上限の電圧でもあるので、合わせて押さえておきましょう。
また、他の選択肢に関しては、以下のようになっています。

  • 5万V……電顕3種の保安の電圧範囲の上限
  • 10万V……遠隔監視、郊外駐在所に駐在ができる上限の電圧です。

問題5

遠隔監視、郊外駐在所に駐在ができる上限の電圧

10万Vが正解です

なお、他の選択肢については以下のようになっています。

  • 5万V……電顕3種の保安の電圧範囲の上限
  • 17万V……変電所の常時監視しなければならない下限の電圧、電顕3種の保安の電圧範囲の上限です。

問題6

電気主任技術者を配置しないことのできる自家用電気工作物の電圧の上限

7000Vが正解です

電気主任技術者を配置しないことのできる自家用電気工作物の条件は以下の二つです。

  • 7000V以下
  • 出力1000kW以下
また、他の選択肢について記載すると、以下の通りです。
  • 1万V……自主検査が必要な電圧条件
  • 5万V……第三種電気主任技術者の保安できる電圧

問題7

自主検査が必要な電圧条件は何V以上か

1万Vが正解です

また、他の選択肢については以下のようになっています。

  • 600V……交流での低圧と高圧の境目、
  • 7000V……高圧と特別高圧の境目です。

問題8

小出力発電設備の電圧の上限

600Vが正解です

小出力発電設備の判断基準は600V以下、合計500W以下です
30Vは電気工作物の電圧の下限です。

問題9

電子機器に接続する使用電圧が( )以下の電路で感電、火災の危険がない場合は電路に接地をすることができる。( )に入るものはどれか

150Vが正解です

30Vは電気工作物の下限の電圧、300Vは低圧側の1次端子にB種接地工事を行う条件です。

問題10

低圧側の1次端子にB種接地工事を行う条件は低圧電路の使用電圧が( )未満のときか?

300Vが正解です

また、他の選択肢については以下のようになっています。

  • 150Vは電路に接地をすることができる電子機器の使用電圧です。
  • 200Vは一般家庭で配電できる最大の電圧です。

問題11

電気工作物に含まれない電圧は何V未満か

30Vが正解です

電気工作物に含まれないものは以下の二つです。

  • 乗り物
  • 30V未満のもの
また、他の選択肢については以下の通りです。
  • 20A……電動機の過電流遮断器が不要になる定格電力
  • 42V……状況によっては感電によって死に至る可能性が生じるとされている最小電圧の目安の一つ

問題12

最大使用電圧の大きさは定格使用電圧の何倍か

115/110倍が正解です

最大使用電圧は以下の式によって求められます。

  • 最大使用電圧=使用電圧×(115/110)
  • また、他の選択肢の数字も意味のある数字であり、以下のような基準になっています。
    • 1.5倍:試験電圧=最大使用電圧×1.5 (ただし、7000V未満の場合)

    問題13

    定格電圧は公称電圧の何倍であるか

    120/110倍が正解です

    定格電流と公称電圧の関係式は以下のようになっています。

    • (定格電圧)=公称電圧×(120/110)
    また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。
    • 100/110倍を用いている式……(地絡の計算で用いる電圧)=公称電圧×(100/110)です。
    • 1.5倍を用いている式……試験電圧=最大使用電圧×1.5です。(7000V未満の場合)

    問題14

    地絡の計算で用いる電圧は公称電圧に何をかけた数か

    100/110倍が正解です

    (地絡の計算で用いる電圧)=公称電圧×(100/110)です。
    また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。

    • 100/110倍……(地絡の計算で用いる電圧)=公称電圧×(100/110)
    • 120/110倍……(定格電圧)=公称電圧×(120/110)です。

    問題15

    絶縁耐力試験の試験電圧は定格電流の大きさの何倍か(500V〜7000Vの場合)

    1.5倍が正解です

    絶縁耐力試験の試験電圧は7000Vを目安に変動し、以下のようになっています。

    • 500V~7000V:試験電圧=最大使用電圧×1.5
    • 7000V~:試験電圧=最大使用電圧×1.25
    また、115/110はに関しては以下の式で使われます。
    • 最大使用電圧=使用電圧×(115/110)

    問題16

    ケ-ブルを使うときの直流の試験電圧はケーブルを使わないときの何倍か

    2倍が正解です

    また、他の選択肢の倍率に関しては絶縁耐力試験に用いる電圧の上限の計算に用いられており、計算式は以下のようになります。

    • 7000V~の場合:(試験電圧)=(最大使用電圧)×1.25
    • 500V~7000Vの場合:(試験電圧)=(最大使用電圧)×1.5

    問題17

    配電業者の電圧の一つは( )±6Vである。( )に入るのはどちらか

    101が正解です

    配電業者の電圧は以下の2つとされています。

    • 101±6
    • 202±20V

    問題18

    配電業者の電圧の一つは( )±20Vである( )に入るのはどちらか

    202が正解です

    配電業者の電圧は以下の2つです。

    • 101±6V
    • 202±20V

    問題19

    接地工事省略できる電圧条件(交流の場合)

    150Vが正解です

    接地工事をできる電圧条件は以下の通りです。

    • 交流の場合……150V
    • 直流の場合……300V
    また、選択肢の202±20VVは配電業者の電圧を指しています。

    問題20

    接地工事省略できる電圧条件(直流の場合)

    300Vが正解です

    接地工事をできる電圧条件は以下の通りです。

    • 交流の場合……150V
    • 直流の場合……300V
    また、他の選択肢の202±20VVは配電業者の電圧です。

    問題21

    配電時の対地電圧の大きさ(原則)

    150Vが正解です

    配電時の対地電圧の大きさは以下のようになっています。

    • 原則……150V
    • 電気機械器具の場合……300V
    また、202±20VVは配電業者の電圧です。

    問題22

    配電時の対地電圧の大きさ(電気機械器具の場合)

    300Vが正解です

    配電時の対地電圧の大きさは以下のようになっています。

    • 原則……150V
    • 電気機械器具の場合……300V
    また、202±20VVは配電業者の電圧です。