thumbnail 一問一答の一歩

問題1

電柱の倒壊防止は何m/sの風に耐える必要があるか

40m/sが正解です

問題以外のポイントとしては特別高圧の場合は連鎖倒壊防止も必要となるので合わせておさえておきましょう。
また、試験で聞かれる風速は以下の2つのみであるので区別出来るようにして起きましょう。

  • 電柱の倒壊防止の強度……40m/sの風
  • 災害時のアンテナの強度……60m/sの風

問題2

災害時のアンテナの強度は何m/sの風に耐える必要があるか

60m/sが正解です

試験で聞かれる風速は以下の2つのみであるので区別出来るようにして起きましょう。

  • 電柱の倒壊防止の強度……40m/sの風
  • 災害時のアンテナの強度……60m/sの風
電柱の倒壊防止に比べると、アンテナは災害の状況を考慮したものになっているので基準が高くなっています。

問題3

発電機の機械的強度は何の衝撃に耐える必要があるか

短絡電流が正解です

発電機にはコイルが使われているので、意図しない大きな電気が流れるとコイルが焼損して故障になるとされています。
雷に関しては発電所の近くに避雷針を置かなくてはいけないきまりがあり、そちらで雷対策はしているため行う必要はないとされています。
雷の次に大きな電流が流れうるものとしては短絡電流があり、そちらに関しては別の対策を行っていないため、発電機の方で対策する必要があります。
また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 雷……高さが20m超の風力発電設備のみ
  • 通常の使用状……電線の断線防止規定

問題4

電線の断線防止規定では何の衝撃に耐える必要があるか

通常の使用状態が正解です

電線の断線防止規定では通常の使用状態(飛来物,クレーンによる衝撃のような異常事態を含まない衝撃)に耐える必要があります。
電線は細いことから、異常なものの飛来を想定した場合、衝撃が大きくなることを考慮すると、非常に高い強度が必要となることは予想されるはずです。そのために、飛来物まで考慮した法律を試行することは現実的でないことから考慮していないではないかと私は理解しています。
また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 短絡電流……発電機の機械的強度
  • 雷……高さが20m超の風力発電設備

問題5

高さが20m超の風力発電設備のみに求められる強度としては何の衝撃に耐える必要があるか

が正解です

他の発電機は避雷針を置く規定があるのに対して、風力発電は野ざらしであり、かつ高さの関係から雷対策できないことから避雷針による雷対策は難しいです。このことから、高さ20m超の風力発電では雷対策も必要とされます。
また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 短絡電流……風力発電以外の発電機にも求められている機械的強度
  • 通常の使用状態……電線の断線防止規定