thumbnail 一問一答の一歩

問題1

直接埋設方式の衝撃の防護措置に当てはまらないものはどれか

直接埋設方式の衝撃の防護措置が正解です

直接埋設方式の衝撃の防護措置は以下の2つです。

  • 堅ろうなトラフ
  • 防護物に治める
トラフ(trough)という言葉には「溝」という意味が含まれています。
直接埋設方式は名前の通り電線を直接土の中に埋めるイメージであるので硬い溝などのカバーは圧力や腐食から守る働きをします。

問題2

暗きょ式の防火措置に当てはまらないものはどれか

堅ろうなトラフが正解です

暗きょ式で行う防火措置は以下の2つです。

  • 耐熱措置
  • 自動消火設備
暗きょ式は電線が収まっているはずのトンネルの中にガス管などの電線以外のものが入っているので防火措置が大切になってきます。(裏を返せば、暗きょ式以外では電線しか存在しないので防火措置は不要です。)
なお、堅ろうなトラフは直接埋設方式の衝撃の防護措置であり、トラフに入れても表面温度が下がる訳では無いので不適切です。

問題3

接触防護措置で行う防護措置はさく、へい以外に何で覆うべきか

金属管が正解です

接触防護措置で行う防護措置は以下の3つです。

  • さく
  • へい
  • 金属管でおおう
接触防護措置であるので、電線を腐食することの無い丈夫な管(金属管、合成樹脂管など)で覆う必要があります。電線自体が既に絶縁体で覆われているため、必ずしも絶縁体の管である必要性はありません。
また、絶縁体は接地を省略できる条件になります。
絶縁体で覆うという誤りのパターンは時々出てくるので誤りのパターンも合わせて押さえておくといいでしょう。

問題4

地中電線の安全対策として行うことに当てはまらないものはどれか

自動遮断設備が正解です

地中電線の安全対策は以下の3つです。

  • 圧力に耐える
  • 地中電線が存在することの表示
  • 防火措置
自動遮断措置は高圧の変圧器の安全措置です。

問題5

高圧地中電線の表示内容

危険であることが正解です

高圧地中電線の表示内容は以下の3つです。

  • 物件の名称
  • 管理者
  • 電圧
危険であることは発電所や、高圧の機械器具の近くに表示する内容です。

問題6

低圧配線器具の設置方法で当てはまらないものはどれか

容易に空けられないが正解です

低圧配線器具の設置方法は以下の2つです。

  • 充電部を露出しない
  • ネジ止めによって閉める
取扱者以外が容易に空けられないは誤答のパターンの一つです。

問題7

風力発電電気工作物の侵入防止措置で正しいのはどれか

容易に登れないが正解です

また、他の選択肢の充電部を露出しない、ネジ止めによって閉めるは低圧配線器具の設置方法です。

問題8

変圧器高圧側に試験電流を流すときの低圧側の状態はどうあるべきか

短絡が正解です

問題9

低圧配線は( ),( )に応じて安全対策を行う。( )内に入るものとして不適切なものはどれか

電流が正解です

低圧配線は以下の2つに応じて安全対策を行います。

  • 施設の状況
  • 電圧
電気の法律では電流ではなく電圧をベースに定められることが多いということを把握しておくと分からなくなった時に対応しやすくなります。

問題10

プ-ル用水中灯の安全対策措置

地絡遮断機が正解です

他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 過電流遮断機……公共の安全に影響を及ぼす可能性のあるものの防護措置
  • 混触防止板……変圧器の防護措置

問題11

公共の安全に影響を及ぼす可能性のあるものの防護措置

過電流遮断機が正解です

他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 地絡遮断機……プ-ル用水中灯の安全対策措置
  • 混触防止板……変圧器の防護措置です。

問題12

接地省略の器具の条件

漏電遮断機が正解です

接地は誤って人が誤って電気が漏れている部分に触ってしまったときに感電しないように行われています。
しかし、漏電遮断器がある状態では人が電線の電気が漏れている部分に触れるということがほとんどないため、接地を省略しても問題ないとされています。

問題13

配電時の対地電圧の適応除外で感電防止のためにやること

簡易接触防護措置が正解です