thumbnail 一問一答の一歩

問題1

電気の流れる道筋のことを総称して何と呼ばれるか

電気回路が正解です

コイルは導線で丸を描くように張り付けて磁力を発生させる装置です。 電線路はマニアックな用語なので知らなくてもよいです

問題2

電気回路の中で枝分かれがある回路のことは何と呼ばれているか

並列回路が正解です


並列回路のポイントは以下の3点です。
1.分岐後の電流の値を全て足すと回路全体の電流の値になる。
2.回路全体の電圧と分岐後の電圧は同じ値になる
3.電池を並列繋ぎすると電池が長持ちする

また、3つ目にあげた長持ちするようになることは実は上の2つのことから説明できます。
これは電池が1つであっても電池が2つを並列に繋いでも(回路全体の電圧が同じであるため、)電池1秒あたりに流す電流の合計は同じでなります。これを言い換えると並列繋ぎの場合は一つの電池が一秒あたりに流す電流の大きさは電池一つの時の半分になります。
また、一つの電池は流せる電流の合計(これは電気量Qとされ、Q=(電流I)×(時間t)で表される)が一定に決まっているので、電流Iが小さくなると電池が長持ちすると言えます。
また、選択肢の直列回路は枝分かれのない回路のことを指します。

問題3

単位Vで表され、電気の粒を動かそうとする力の大きさのようなものはどれか

電圧が正解です

もう少し厳密に説明すると、電圧は電球や電熱線などを通る前の電気の粒が持っているエネルギーの量と通った後の電気の粒が持っているエネルギーの量の違い(電位差)のことを示します。
また、参考までに、よく使用する電源の電圧をあげると以下の通りです。

  • 乾電池……1.5V
  • コンセント……100V

問題4

電気の粒に量の時間変化示し、一秒あたりに電気の粒が仮定した膜を通った数のようなイメージの単位Aで表されるものはどれか

電流が正解です

電流に関するポイントは大きく分けて以下の2点です
1.電気回路上での電流の値
2.電流Iと電気量Qの関係
電気回路における電流のポイントはなっており、
直列回路……電流はどの場所でも常に一定
並列回路……全ての抵抗の電流を足した値が全体の電流になる
です。 また、電流の大きさIは一秒あたりの電気の粒の量Qであるので時間をt秒と仮定すると
(電気の粒の量Q)=(一秒間に通る電気の粒の量I)×(時間t)
が成り立ちます。

問題5

回路内の電気の粒の通りにくさの度合い(道の狭さのようなイメージ)を示したもので単位Ωで表されるものはどれか

電気抵抗が正解です

電気抵抗が大きいと電気が流れにくくなります。

問題6

1秒あたりに発生する電気エネルギーの量を示したものはどれか

電力が正解です

電力は単位Wで表されており、日常では電子レンジの温める速さの表記に利用されます。
電力は電圧V×電流Aで求められることもポイントの一つです。
電流が「一秒間に流れた電気の粒の数」のイメージなので,電力も一秒間に発生したエネルギーになります。
また、電力量は電気によって発生したエネルギー量の合計,電圧は電気の粒を流そうとする力の大きさのことです。

問題7

大きさがQクーロンの単電荷を置いた場合に、その電荷に実際に働くであろう力の大きさは何と呼ばれるか

問題8

+の電荷と-の電気の粒が偏っている状態のことを何というか

静電気が正解です

+の電荷と-の電気の粒が偏っている状態のことを静電気と呼ばれます。この状態のときに、-の電気の粒は+の電気がある所に行こうとする働きがあるので電気の粒が移動するために痛みを感じます。

問題9

コイルの中に磁石を素早く移動させると電流が発生する現象のことを何というか

電磁誘導が正解です

電気と磁気はお互いに密接に関係しており、電流が流れると流れた電流の向きに応じた磁気が流れます。
電気や磁気は状態を変化させたくない性質があるため、コイルに磁石が入ってコイルの周りの磁気の流れが変化しそうになると、コイルは磁石の磁気と反対方向に電流を流して磁石の変化を打ち消します。この一連の流れを電磁誘導といいます。
また、誘導電流は誘導電流という現象が発生したときに流れる電流のことをいいます。

問題10

鉄や磁石などの磁石につく空間に力を与える空間のことは何と呼ばれるか

磁界(磁場)が正解です

鉄や磁石などの磁石につく空間に力を与える空間は 磁界(磁場)と呼ばれており、磁場ば電流の流れによって作られます。
なお、電界(電場)は電気の粒(電子)に力を与える空間です。