thumbnail 一問一答の一歩

問題1

交流電流の実効値は最大値の何倍か

1/(ルート2)が正解です

実効値は電流を一定にした時に電力合計が同じになる電流です。三角関数の一周分の面積ルート2になるので最大値をルート2で割った値になります、なお、2/π倍は交流電流の平均値、ルート3は3相交流電流によく使用されます。

問題2

交流とは時間によってどのような変化をする電流か

大きさ,向き変動が正解です

大きさ,向き不変の電流は直流と呼ばれています。

問題3

3相交流回路による起電力による電圧はどちらか

相電圧が正解です

線間電圧は一つの端子から他の端子までの電位の差(電圧)です。Y結線では一つの端子から他の端子までまで起電力が2つあるので使い分ける必要があります

問題4

一つの端子から他の端子までの電位の差(電圧)はどちらか

線間電圧が正解です

相電圧は3相交流回路による起電力による電圧です。Y結線では一つの端子から他の端子までまで起電力が2つあるので使い分ける必要があります。

問題5

(相電流)=(線間電流)が成り立つ状況はどれか

Y-Y結線が正解です

Δ-Δ結線は相電圧と線間電圧が同じになります。また電流に関してはベクトル図とキルヒホッフの法則により(線間電流電流)=(ルート3)×(相電流)が成り立ちます。

問題6

(相電圧)=(線間電圧)が成り立つ状況はどれか

Δ-Δ結線が正解です

Δ-Δ結線では端子間に起電力が一つであるので相電圧と線間電圧が同じになります。Y-Y結線は相電流と線間電流が同じになります。

問題7

(有効電力)=(√3)×(線間電圧)×(線間電流)が成り立つのはどちらか

両方が正解です

Y-Y結線の場合は(線間電圧)=(√3)×(相電流)かつ(線間電流)=(相電流)が成立し、またΔ-Δ結線の場合は(線間電流)=(√3)×(相電流)かつ(線間電圧)=(相電圧)が成立します。(有効電力)=3×(相電圧)×(相電流)であるので、それぞれの場合で代入すると問題内の式が成立します。

問題8

交流電圧のY-Y結線において相電圧は線間電圧の何倍か

1/(√3)が正解です

Y-Y結線の場合は(線間電圧)=(√3)×(相電圧)が成り立ちます。したがって相電圧は線間電圧の1/(√3)倍になります。

問題9

交流電圧のΔ-Δ結線において相電流は線間電流の何倍か

1/(√3)が正解です

Δ-Δ結線の場合は(線間電流)=(√3)×(相電流)が成り立ちます。したがっって相電流は線間電流の1/(√3)倍になります。