thumbnail 一問一答の一歩

問題1

接地省略に使える漏電遮断機の電流条件は何mA以下か

15mAが正解です

漏電遮断器も接地もは感電を防止するためのものであるので、漏電遮断器が感電の心配がない電流しか流れない性能であれば、接地は省略することができるとされています。
また、他の選択肢に関しては以下のようになっています。

  • 1mA……漏洩電流が測れない場合の漏洩電流の上限
  • 20A……電動機の過電流遮断機が不要になる定格電流の条件

問題2

50A以下の電動機の許容電流の大きさは定格電流の何倍か

1.25倍が正解です

許容電流の倍率については以下のようになっています。

  • 非電動機の場合……1倍
  • 50A以上の場合……1.1倍
  • 50A未満の場合……1.25倍
電流が大きいほと電気の通っている部分は熱くなり、火災、熱による故障が起こり、危険とされています。
これは裏を返すと電流が比較的小さい場合は危険度も小さいことから規制が緩和されているといえます。

問題3

50A以上の電動機の許容電流の大きさは定格電流の何倍か

1.1倍が正解です

許容電流の倍率については以下のようになっています。

  • 非電動機の場合……1倍
  • 50A以上の場合……1.1倍
  • 50A未満の場合……1.25倍

問題4

非電動機の許容電流の大きさは定格電流の何倍か

1倍が正解です

許容電流の倍率については以下のようになっています。

  • 非電動機の場合……1倍
  • 50A以上の場合……1.1倍
  • 50A未満の場合……1.25倍

問題5

過電流遮断機の定格電流の大きさになりえないものは次のうちどれか

1.25×(電動機の電流)+(非電動機の電流)が正解です

過電流遮断機の定格電流は以下のいずれかの小さい方とされています。

  • 3×(電動機の定格電流)+(電動機の定格電流)
  • 2.5×(全体の許容電流)
また選択肢にあった、1.25×(電動機の電流)+(非電動機の電流)は許容電流を求める式ですので合わせておさえておきましょう。。

問題6

過電流遮断機の省略条件(8m以上の場合)は許容電流の何%以上か

55%が正解です

過電流遮断機の省略条件は以下のようになっています。

  • 8m以下……35%
  • 8m以上……55%

問題7

過電流遮断機の省略条件(8m以下の場合)は許容電流の何%以上か

35%が正解です

過電流遮断機の省略条件は以下のようになっています。

  • 8m以下……35%
  • 8m以上……55%

問題8

電線の絶縁性能は漏洩電流が最大供給電流の何分の1以下である必要があるか

1/2000が正解です

なお、1/2000の測定が困難な場合は漏洩電流が1mAとされています。