thumbnail 一問一答の一歩

問題1

ボイラーの蒸気圧が最高使用圧力以上になることをを防ぐ弁

安全弁が正解です

ボイラーは液体の水を水蒸気に変える装置であるので、使用すると圧力は上昇します。
しかし、ボイラーの中の気体は想定した圧力よりも大きくなると破裂の危険があり、危ないとされています。そのため、安全のため異常な圧力になりそうになった際に安全のために圧力を下げるのに利用することから安全弁と呼ばれています。
減圧弁は出口側(2次側)の圧力を一定に保つために用いられる弁で、異常時になりそうなときではなく平常な時に用いられるものであるので異なっています。
また、吹き出し弁は吹き出し装置の中で用いられる弁です。

問題2

ボイラーで発声した蒸気の排出を開始及び停止するための弁はどれか

主蒸気弁が正解です

ボイラーは液体の水から気体の蒸気を発生させる装置です。その蒸気の主となる通り道にある弁であることから主蒸気弁と呼ばれています。

  • 吹き出し弁……炉内の不純物の排出用の装置で使用される弁
  • 燃料遮断弁……燃料供給管の近くの管にある燃料。を遮断するための弁

問題3

蒸気の逆流を止める弁

蒸気逆止弁が正解です

蒸気が逆流することを止めるための弁であり、各漢字をそのままとって蒸気逆止弁といわれています。
また、他の選択肢の安全弁はボイラーの蒸気圧が最高使用圧力以上になることをを防ぐ弁です。 そして、燃料遮断弁は燃料供給管の近くの管にある弁です

問題4

吹き出し装置の中で用いられる弁

吹き出し弁が正解です

吹き出しとは、ボイラーの中の水に含まれている不純物を取り除いてボイラーの水の純度をあげる(ブロ-する)ことを言います。
その吹き出し作業を自動で行うものが吹き出し装置であり、吹き出し弁を吹き出し装置が自動で開けたり閉めたりすることを通して沈殿させた不純物を取り除きます。
なお、他の選択肢である安全弁はボイラーの蒸気圧が最高使用圧力以上になることをを防ぐ弁です。
また、蒸気逆止弁は蒸気の逆流を止める弁です。

問題5

燃料供給管の近くの管にある弁

燃料遮断弁が正解です

燃焼が上手くいっていないときに燃料を放出し続けるのは炎のコントロールができなくなって危険なので燃料供給管からの燃料を遮断できるようにする必要があります。
燃料を遮断するための弁は燃料供給管の近くに置いた方が合理的なため、燃料遮断弁が正答となります。
また、他の選択肢に関しては以下の通りです。

  • 主蒸気弁……ボイラーの蒸気を開始、停止する弁
  • 吹き出し弁……吹き出し装置の中で用いられる弁

問題6

カ-テン面積の最小の安全弁

揚程式安全弁が正解です

揚(よう)は「高い位置にあげること」、程(てい)は「程度」という意味をそれぞれ持っています。
イメージとしては、水を一部汲み上げるようなものであるため、水を通る部分の面積(カ-テン面積)が小さくなっていると理解しています。
また、全量式安全弁はのど部の面接最小の安全弁です。

問題7

のど部の面積最小の安全弁

全量式安全弁が正解です

のど部とは、水が通る道の一つである末広ノズルにおける流入部分のことを指しています。(水を飲む際の人体の入口がのどと考えると比較的イメージしやすい)
入口が小さい代わりに、入口から入ったものはほとんど排出される形式であるため、全量式安全弁になると私は理解しています。
また、他の選択肢である揚程式安全弁は水の通り道の面積(カ-テン面積)の最小の安全弁です。

問題8

給水時の逆流を止める弁

給水逆止め弁が正解です

給水の逆流を止めるものであるので漢字をそのままとって給水逆止め弁と呼ばれています。
また、給水逆止め弁のポイントとしては追加で以下のこともおさえておくといいでしょう。

  • ・スィング式とリフト式の2通りの仕組みがあること
  • ・給水弁に比べるとボイラーから遠い位置に設置される

問題9

S字状に移動し、抵抗が大きい主蒸気弁

玉形弁が正解です

玉形弁は全体が玉状の球形になっており、その中に通路と弁を設置すると自ずとS字型の通路になります。
このことは、逆をとってS字状になっている弁は玉形弁であるともいえるため、玉形弁が正答となるといえます。
また、他の選択肢のアングル弁は蒸気入り口と蒸気出口が直角になっている主蒸気弁であり、
仕切り弁は直線状に蒸気が流れる主蒸気弁は仕切り弁です。

問題10

蒸気入り口と蒸気出口が直角になっている主蒸気弁

アングル弁が正解です

Angle(アングル)は「角度」の意味を表す英単語です。
蒸気の入口の角度と蒸気の出口の角度が90度と角度(アングル)が大きな特徴になっているのでアングル弁と呼ばれています。
玉形弁はS字状に移動し、抵抗が大きい主蒸気弁で
仕切り弁は直線状に蒸気が流れる主蒸気弁は仕切り弁です。

問題11

直線状に蒸気が流れる主蒸気弁

仕切り弁が正解です

主蒸気弁は弁の周りの蒸気の流れ方によって分類がされています。
仕切弁は弁としてイメージしやすいもので直線上の管に弁が閉まっている状態が仕切のようになっていることが名称の理由になっています。
また、他の選択肢は以下のようになっています。

  • 玉形弁……蒸気がS字状に移動し、抵抗が大きい主蒸気弁
  • アングル弁……蒸気入り口と蒸気出口が直角になっている主蒸気弁

問題12

出口側(2次側)の圧力を一定に保つ弁

減圧弁が正解です

ボイラーは液体の水を気体の水蒸気に変えるものであるので、運用していると、圧力は上昇していきます。
そのため、圧力を一定に保つためには、圧力を平常運転の段階で下げる機器が必要になることから減圧弁が使用されます。
安全弁はボイラーの蒸気圧が最高使用圧力以上という異常事態になることをを防ぐ弁であり、吹き出し弁は吹き出し装置の中で用いられる弁です。