問題1
水面計を二つ取り付けるときの注意点で適切なのはどちらか
ふたつとも同一水位を確認が正解です
つながっているボイラーの水位はどこを見ても同じであるはずなので、複数個ある水面計が同一水位でなかった場合はどちらを読めばよいのかが分からなくなります。そのため、ふたつとも同一水位を確認する必要があります。
また、水面計では同じ図り方を用いる必要があるため、異なる二種類の計り方を用いるは不適切な記述です。
問題2
水面計の最低検査頻度はどのくらいに1回か
1日が正解です
水面計は故障すると空焚きの原因となって危険とされています。そのため、検査頻度は原則毎日1回以上と頻繁な検査を行うように決められています。
また、他の選択肢に関しては以下の通りです。
- 1ヶ月に1回……自主検査の頻度
- 半年に1回……水面計の整備の頻度
問題3
水面計の検査するべき状況
水面計が上下に動くが正解です
水面計の検査するべき状況は主に以下の3つとされています。
- 点火時
- 圧力上昇時
- 水面形に差異がある時
問題4
水面計の整備の頻度
半年が正解です
整備は機器の故障の有無にかかわらず、故障の有無を細かく確認して故障している部分をぞの場で直す行為であることから、頻繁に行う検査に比べると、頻度は少なくなります。
また、他の選択肢との詳細に関しては以下の通りです。
- 1日は水面計の最低検査頻度
- 1ヶ月は自主検査の頻度です。
問題5
水面計のコックの開く向き
管と垂直が正解です
水面計のコックの開く向きは管と垂直です。直観的な向きとは反対で間違えやすいので気を付けましょう。
問題6
水面計の機能試験の3つの手順で2番目にくるものはどれか
水のみブローが正解です
水面計の機能試験は以下の順番で行われます。
- ガラス管内の汽水排出……(ガラス管の中身を空にするため)
- 水だけをブロー……(水側の管の清掃を行うため)
- 蒸気だけをブロー ……(ガラス管にかかる蒸気圧を調整して水量を正しく図れるようにするため)
問題7
水側連絡管が燃焼ガス対策に覆うべきもの
耐火性材料が正解です
全て名称が似ていますが、すべて燃えやすさに違いがあり、燃えやすい順番に並べると以下の通りになります。
- 難燃性材料……燃えにくいもの(頑張れば燃える)
- 不燃材料……燃えないが熱は伝わる
- 耐火性材料……熱や火をシャットアウトする