thumbnail 一問一答の一歩

問題1

蒸気圧力が上がったときの空気抜き弁を閉めるタイミング

白色の蒸気確認が正解です

空気抜き弁とは、ボイラーに初めから入っている空気を抜くために使われる弁です。
白色の蒸気が確認されたということは、ボイラーから蒸気が発生したということであり、蒸気はボイラーに初めから入っている空気とは異なります。
そのため、蒸気は空気抜き弁からではなく、主蒸気弁から排出されるべきであるといえるため、白色の蒸気が確認できたら空気抜き弁を閉めるべきとされています。
また、他の選択肢に関しては以下の通りてす。

  • 2~5秒:正常な点火時間
  • 火炎が明るい白:空気量が多すぎることの目安

問題2

ボイラーの圧力上昇に必要な時間

1~2時間が正解です

ボイラーの圧力上昇に必要な時間は全体があったまるまでの時間(1~2時間)です。
また、他の選択肢に関しては以下の通りです。

  • 2~5秒間は通常の点火時間です。
  • 1日は水高計の最低検査頻度です。

問題3

ボイラー水の温度が上がった場合一般的に水位形はどうなるか

上昇するが正解です

ボイラー水の温度は粒子の動く量と関係しているので温度が低いとほとんど動かないことから体積は小さくなり、温度が高いときは粒子が動き回るため体積は大きくなります。そのため、水位形の関係は温度上昇→水位上昇です。

問題4

圧力計の検査の方法

軽く指先で叩くが正解です

圧力計ギヤの引っ掛かりや空気がたまることによって圧力計が故障していないのにも関わらず誤差が生じることがあるため、本当に故障しているのかを確認する方法に圧力計の背面を軽く指で叩くということが行われています。
また、他の選択肢である下部をコックで閉めるは圧力計故障時の処理、炎の色を確認するのは空気量の確認方法です。

問題5

圧力計故障時の処理として誤っているものはどれか

軽く指先で叩くが正解です

圧力計故障時の処理は圧力計を取り換える時に、ボイラー内の高温蒸気がかからないようにする必要があることから以下の順番で行われます。

  • 1.コックで閉める…
  • 2.取り替える
また、他の選択肢にある軽く指先で叩くは圧力計の故障時の処理ではなく、動かないときに本当に故障しているかを検査する方法です。